フランチャイズ相談所

【大戸屋VSコロワイド】大戸屋の買収にフランチャイズオーナーは反対!コロワイドによる敵対的買収か!

もくじ

1.大戸屋の業績悪化が招いた「お家騒動」にコロワイドとの「敵対的買収」

2.大戸屋の業績悪化の理由は、ウリである「手間」のせい?

3.効率重視のコロワイド。大戸屋がレンチンになってしまう…?

4.社内報が過去に炎上!ビビるFCオーナー達。過激なコロワイドだが、理にはかなっている?

5.うまくいくところは体育会系のノリがある?東進もそうだった。

6.大戸屋FCオーナー達に広がる波紋。上場している以上赤字はダメ。

7.大戸屋の業績悪化とフランチャイズについて調べてみた

8.フランチャイズへの加盟は将来性や本部のこともよく考えて

 

ざっくりいうと

・大戸屋とコロワイドが険悪な雰囲気に!敵対的買収の状態に。

・コロワイドに買収されたら利益・効率重視によって大戸屋の良さが無くなり、セントラルキッチンになってしまうかも。

・炎上するくらい過激なコロワイドだが、体育会系の会社は成功しやすいしコロワイドも理にかなっている。

・大戸屋を好きなフランチャイズオーナー達にとっては買収に対して反対意見が多数。

 

大戸屋の業績悪化が招いた「お家騒動」にコロワイドとの「敵対的買収」

林:コロワイドの役員提案!大戸屋が否決!

竹村:大戸屋については、お家騒動を他の動画で以前取り上げましたね。

創業者の三森さんが2015年に突然亡くなって。

そのあと、その株を奥様とご長男がそのまま引き継がれて創業家として大株主なんだけど。

ご長男は大戸屋の会社に入っていたのに現経営陣と揉めて…というのが「お家騒動」ですね。

かなりドロドロだったと。それがここへきて結構ニュースになっています。

大戸屋はみんな知っているし、一方のコロワイドは牛角、かっぱ寿司、フレッシュネスバーガーなど、みんな有名だから。

(大戸屋とコロワイドが)喧嘩していると。敵対的買収的になっていると。

喧嘩が面白いというのもあるけど、まあフランチャイズ的に見ても、大戸屋はFCの方が多い会社ですからね。

350店舗中、200店舗以上はFCですから。

FCのオーナーたちがどうなるのかとか、そういう視点もあるのでこのニュースはホットなので取り上げてみたいと思います。

竹村:お家騒動から奥様と息子さんは、結局株を売ったわけですね。

全株現金化したんですよ、30億円!

林:へぇ~。

竹村:それを30億円で買ったのがコロワイドですよ!

いまの持ち株が19.1%となっているけど、買ったときは18%くらいだったと思います。

これは筆頭株主になりましたよね。

まあ、もうその時点でゴタゴタしますよ。

まず、大戸屋の業績は悪いということね。

お家騒動になるのはそういう理由もありますよね。

林:なるほどね~。

竹村:大戸屋の業績が悪いっていうのと、

非常にやり方がコロワイドと合わないということね。

この時点で、もうゴタゴタすることは目に見えていた。

 

大戸屋の業績悪化の理由は、ウリである「手間」のせい?

竹村:まず、大戸屋の業績が悪いっていうのはね、その大戸屋独特のやり方っていうのと繋がるんですけど、林さんも大戸屋好きですよね?

林:大戸屋は好きですね!

竹村:どこがいいですか?

林:美味しいと思いますね!

他のチェーンと比べて手間がかかっている気がするし、やっぱああいう定食系では断トツに一番おいしいと思います。

竹村:うん、そうなんですよ。

ダントツに美味しいからこそ、手間がかかっているんですよ。

そこが大戸屋の良さなんですよ。

林:やよい軒とそんな変わんなくない?とか言われたりするけど、

林・竹村:全然違う!!!

林:(その人に対して)全然わかってないねって僕思うんですけど(笑)

絶対に大戸屋の方が美味しいと思う!

竹村:それは、中でアルバイトをしていた人たちに聞いてみたら、全然違うと思う。

林:そうですよね。

竹村:やよい軒と大戸屋のバイトの時給が同じだったら大変なことだし、人数がまず違う。

っていうのは、結局(大戸屋は)本当に調理をしているんですよ。

あれだけメニューがあって、ひとつひとつ調理をしている、そこが売りなんですよね。

まあ、林さんはそこがわかっているから、ファンなわけじゃないですか。

で、結局業績が悪くなっちゃうのは、手間がかかるから

この数年の飲食店の人材不足、人が取れない、アルバイトが集まらない。

飲食で働く人の数が減るという中で、人件費が高騰せざるを得ないということですよね。

どんどん業績は悪くなっていく。

「やよい軒と変わらない」という人は少ないんじゃないかと思うけど、でもやっぱりそこまで高くなくても(大戸屋より)値段で安い方を選ぶっていう人も多いんだろうか。

だから、(大戸屋の)業績が非常に良くない。

 

 

効率重視のコロワイド。大戸屋がレンチンになってしまう…?

竹村:で、そこへコロワイドが入ったわけですね。

コロワイドっていうのは、もともと甘太郎とか(居酒屋の)北海道など大箱の居酒屋で伸びてきたところだけど、近年は買収に力を入れてきた。

まず、牛角のレインズを買って、フレッシュネスバーガーを買って、かっぱ寿司を買って、買収する会社になっている。

コロワイドは完全な効率重視なんですよ。(コロワイドとしては)大戸屋は手間がかかる、だから儲からないんだっていう話になるんですよ。

林:じゃあ、大戸屋がレンチンになってしまうんですか・・・?

竹村:うーん(笑)だからそれで揉めているんですよ。

結局、コロワイドもかなり強気でやっているので、完全にプロキシファイトという敵対的買収ですよね。

その他の株主を自分の味方に付けていこうということで。

コロワイドが提案したのは、いまの(大戸屋の)現経営陣がダメだから、コロワイドから役員を送り込むと。

当然、その経営陣が入れ替わったら、セントラルキッチンから送るという感じだよね。

だから完全に効率化して、大戸屋のブランド力を持ちながら、コロワイドの直営力でやれば収益は間違いなく出るよ、という話です。

 

社内報が過去に炎上!ビビるFCオーナー達。過激なコロワイドだが、理にはかなっている

竹村:以前、ガイアの夜明けに取り上げられて、炎上したんですよ。(笑)

牛角のレインズインターナショナルの社員に対する社内報の一部が炎上したので、全文をホームページのIRへアップしたら、その全文がもっとひどいんだよね。(笑)

特に「挨拶」みたいのがあるんですよね。

林:(例の社内報を音読)「レインズを買収して5年。未だに挨拶すらできない馬鹿が多すぎる。お父さん・お母さんに躾すらされたことがないんだろう。私が嫌いで嫌悪感すら感じるんだろう。そのアホがなぜ会社にいる?辞めて転職したらいいのに。

竹村:社内報ですからね!これは普通にIRで出しているんだから!

林:(笑)

竹村:創業者も蔵人金男さんという、凄い名前でしょ(笑)

林:パワーと意識が希薄な無能な善人達ヨ(By蔵人金雄)

こういう会社に買収されると思ったらみんなビビるよね(笑)

竹村:ビビりますよね(笑)

当然、大戸屋の人たちとか、フランチャイズのオーナー、200店舗で何人のオーナーがいるかわからないけど、これはビビりますよね。(笑)

林:全文を読んでも激しいね(笑)

竹村:「こんなところに買収されたら、俺たちは全部食われちゃう…」と思うよね。

林:大戸屋さんとかね、店内に「小さな食堂から始まって、その思いを大切に」みたいなことを掲げられていますもんね。

 竹村:たしかに(社内報など)ひどい言い方です。だけど、今回の買収も理にかなっているのはコロワイドの方だと思う

ロワイドも大戸屋のすべてをぶち壊すつもりではなく、今は調子が悪いんだからそれをコロワイド流に変えていくということは理にはかなっていると思うんだよね。

たしかに大戸屋側の気持ちもわかるけど。

でも大戸屋側の現経営陣というのも、創業家と上手くいかないとか、ちょっと力が無いのではないかと思う。

だからこうなるんだと思う。やっぱ上場している以上、こうなるのは仕方ないと思う。

 

うまくいくところは体育会系のノリがある?東進もそうだった。

林:飲食店の経営に体育会系のノリが一番必要かもしれないもんね。

ただ、(コロワイドの)言い方が現代的ではないよね。(笑) 

IRに出しちゃうくらいなんだもん。

でも、飲食店をうまくいかせるには体育会系のノリで立て直すというのは、正しい手法なのかもしれないですね。

あとやっぱ思い出すのは、竹村さんが株式会社ナガセに以前勤めていたけど、東進ハイスクールは体育会系でしょうか?

竹村:まあ。そうですね!体育会系のノリに近いです!(強い社長が絶対的存在という意味)

林:で、(こちらも竹村さんの前の勤め先)ベンチャー・リンクは?

竹村:(体育会系の)逆でしたね。

林:東進の社員よりもベンチャー・リンクの社員の方が優秀だったんですよね?

竹村:それは優秀でした。私が入った時はびっくりしました。

林:で、ベンチャー・リンクは優秀な社員に対してある程度の自主性を重んじていた。

別に、社長はうるさくはなかったんですよね。

竹村:まあそうですね。

林:対して、(東進ハイスクールの)ナガセは体育会系で、社長のいうことは絶対と。

そういうことなんだけど、伸びたのは東進で、ベンチャー・リンクは潰れたと。

竹村:うん、そうですね。まあ当時ということで言いますけど、ほとんどのすべてをトップダウンで永瀬さんが決めていましたよ。

社員は少なくとも、自主性を発揮して考えることはそこまで重視されていなかった。

僕はベンチャー・リンクに入った時に驚いたんですよ。なんて社員たちが優秀だろうと。それは自分たちで考えているからですよ。

やっぱ社員自体が優秀にならないとダメだと。君たちは将来、独立していくんだと。そういう会社でした。

たしかに東進はすごく伸びて、ベンチャー・リンクはなくなったけど、やっぱり危機に陥った時が違った。会社の結束力があるかどうか。

優秀な奴は危機の時に自分の事を考えるからね。

林:社員にトップダウンで右向け右!のような風潮は僕もあんまり好きじゃないし、社員さんたちは大変だろうなと思う。

でも、結果的にそういう(体育会系な)企業の方が伸びている。

結果、体育会系ノリのコロワイドさんも買収に成功しているし伸びているよね。

一方の大戸屋は、いい料理を提供しているし、美味しいんだけど、結果赤字だったらね…

 

大戸屋FCオーナー達に広がる波紋。上場している以上赤字はダメ。

竹村:上場していなかったらいいんだけど、大戸屋は上場しているからこれじゃ駄目だしこんなことになってしまったんだよね。

株主の視点からみたらどうなのか。

上場している以上、やっぱそういう見方になってしまうんですよね。

そうなると、やっぱ利益を生む方が正しいと僕も考えてしまうわけですよ。

竹村:で、最後に、フランチャイズのオーナー達はかわいそうですよね。

林:大戸屋?

竹村:大戸屋。

創業者の三森さんに惚れてやっている人が多いんですよ。

そして大戸屋が好きだからやっている人が多い

そのやり方をガラッと変えましょって話でしょ?

ほんっと過労死するくらい、大戸屋の店長は大変なのよ。

バイトだって、みんな腕が利くような子たちばかりではないし。

新人に教えながらみんな調理をさせて、あのレベルで料理を出すわけでしょ?

それでも、大戸屋が好きだからという思いでやっているオーナーが多いと思う。

これは大戸屋側の話だけど、アンケートをとったら、ほとんどのオーナーがコロワイドの参入に反対しているとのこと。

オーナーの気持ちはわかるよね。

じゃあ、フランチャイズでそういうことがあったかと考えたら、牛角の例があった。

林:フランチャイズに加盟していたら、本部が買収されたということですよね。

竹村:うん。ただ、牛角の場合は間にエリアフランチャイザーが入っている場合がかなりあったから、そこはこんなに議論にはならなかったよね。

直接コロワイドがやった訳ではないっていう。

林:なるほどね。


竹村:敵対的買収になるのは、今回が初めてなんですよね。

林:加盟したFCが買収されたり、社長がバイアウトしちゃったらね~。

竹村:それはだって、極端な話、林さんが「実は重大発表がある」とか言って、ナガセに武田塾を売ったらと言ったらさ、

林:うわっはっは(笑)

竹村:まさに敵対的買収になる。

でも、世の中他の業界ではそういうことも起こっているんだよ。

林:嫌だよね~そんなの。

加盟しているオーナーさん萎えるよね

竹村:大戸屋のオーナーからしたらそれぐらいの衝撃だと思いますよ。

林:そうですよね~。だけど創業家がコロワイドに渡したんだよね?

竹村:そうそうそう(笑)

林:コロワイドさんは大戸屋の理念を守ってくれる会社だと思って、信じて渡したのでしょうか?

竹村:いやそうじゃない!現経営陣と創業家が揉めたから、創業家が売っちゃったんだからね。

林:創業家は大戸屋の将来のためにコロワイドさんに売ったのか、

それとも一番高かったから売ったのか?そこを聞いてみたい!

竹村:まあ…後者でしょうね。

林:(笑) 僕が経営陣に追い出されて、武田塾を東進に売ったようなものでしょ?

竹村:そういうことですね。

FCオーナーはFCオーナーなりに愛しているんだと思うし、コロワイドもコロワイドなりに愛していると思うよ。

だってこの値段で大戸屋を買うんだから!

林:結構なお値段(30億円)ですよね。

竹村:そうですよ。

ダメそうになっているやつを買うわけだから。

じゃあ、創業家は自分の夫・父親がつくった大戸屋をどこまで愛していたのか現経営陣はどこまで愛していたのか、そういう話ですよね。

林:どんだけ愛していても、赤字はダメです。はい。(笑) 

ということで、今後も大戸屋から目が離せないですね。

竹村:はい。

 

 

大戸屋の業績悪化とフランチャイズについて調べてみた

今回は大戸屋の業績悪化からコロワイドとの敵対的買収について動画で見ました。

動画の中でも触れられていたように、大戸屋の業績悪化が大きな影響を各所に及ぼしています。

大戸屋の業績悪化について

まず、大戸屋は2001年の上場して以来初の赤字に。

主な原因として、

・食材・人件費の高騰

・サンマ不漁により予定通りの販売ができなかったこと

・台風のような自然災害によって営業時間が短縮されたこと

などが挙げられています。

大戸屋のフランチャイズについて

では、大戸屋のフランチャイズはどういった感じかも調べました。

すると、実は直営店が大きな赤字なのです。そしてそれをフランチャイズ事業で補っていることが発覚しました。

また、フランチャイズ店はロイヤリティとして、売上の5%分を支払っています。

そして、材料の仕入れにもコストが上乗せされています。

つまり、直営店が儲かっていないのによりコストのかかるフランチャイズ店は、かなり厳しい経営状況であることが伺えます。

…相当な大戸屋への愛が無いと、辛いですね。泣

 

 

フランチャイズへの加盟は将来性や本部のこともよく考えて

「このお店が好き」と思ってフランチャイズに加盟したのに、今回の大戸屋のように本部の買収によってその方針が大きく変わる可能性があります。

そんなことがあっては大変ですよね。

フランチャイズに加盟するときは事前の情報収集が非常に大切です。


フランチャイズに加盟を検討される際には、そのブランドの業績や世の中の動向をしっかり確認する必要があります。

「本部が買収されてしまい、思っていたのと違う、、、」とならないよう、

フランチャイズに関するお悩みのご相談は、フランチャイズ相談室へ気軽にお問い合わせくださいね!

>>>ご質問・ご相談はコチラからどうぞ!

 

 

 

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