フランチャイズ相談所

コロナの影響でフランチャイズ本部が倒産!そのとき加盟店(フランチャイジー)はどうなる?

もくじ

コロナショックによる目立った倒産は今のところなし?

MJG接骨院・整体院は株式会社aprecioが引継ぎ

FC本部が倒産したとき、加盟店はどうなる?

コロナの影響で加盟店が倒産すると、FC本部も危ない?

経済はムードで変わる。少しでも消費をするムードに。

フランチャイズ本部が倒産すると、加盟店は営業できる?

ざっくりいうと

・コロナの影響でファーストキャビンやゴールドジム(アメリカ)などが倒産

・MJG接骨院はaprecioが引き継いでFCブランドは一部継続中

・外食産業にも倒産するブランドが出てくるが、看板はそのまま継続も可能

コロナショックによる目立った倒産は今のところなし?

林:コロナの影響でフランチャイズの倒産が増える?本部編!

竹村:はい!コロナの状況下でね、そういった記事も出てきました。日経の記事ですけどね、「コロナ禍でフランチャイズチェーン、連鎖倒産」という記事の中で、一番最初に出てきているのはカプセルホテルの「ファーストキャビン」ね。

それから、ゴールドジムですね。ゴールドジムの場合はアメリカの本部が潰れてしまったんだけど、潰れたと言っても日本でいう民事再生なので、加盟店は全く変わりなく運営できると思うんですけど。日本は日本の権利を持っている会社があるんだけど、「普通に運営は可能だろう」と言ってましたね。ただ、ジムだからね。今回の「新しい生活様式」でも、「筋トレは家でやれ」とか言ってましたよ(笑)

という事で、今のところはまだ、コロナの影響でフランチャイズ本部が倒産したという目立った例は入ってきていないですね。

林:そうですね。

MJG接骨院・整体院は株式会社aprecioが引継ぎ

竹村:MJG接骨院が、一応(コロナで倒産した)と言っているけど、それはそうじゃないですよっていう話でね。でもね、前回話してない続報がありまして、MJG接骨院のホームページにいくと、破産管財人の弁護士の先生からの連絡がどーんと出てるんですね。で、いろんな検索ができるようになっているんですけど。「従業員の方はこちら」「債権者の方はこちら」となっていて、その中に「フランチャイジーの方はこちら」というところがあるんですよ。

一番最初はね、フランチャイジーの方のところは、何も書かれてなかった(笑)「これによって結んでいた契約は破棄になります!」みたいな。それしか情報がなかったんですけど、従業員の方というのは、色々出たんですよ。こうやって手続きしてください、とかね。未払い給与の対応とか。

だから、最初はちょっとひどい対応だなと思ってたんですけど、今回見てみると、Q&Aとかがある程度充実してきましたよね。

MJG接骨院・整体院の運営については、全くなくなってしまうということではなくて、株式会社aprecioというところが一部を引き継いでいるんですね。フランチャイズについても面倒をみるみたいなんですよ。でも、新しくaprecioと契約するかしないかは、自由なんですよね。MJGの看板を使用するんだったら、新たにaprecioと契約しなければいけない。でもやめても全然良いみたいな。

林:つまり、看板を付け替えるなら契約はいらない、ロイヤリティはいらないよと。でもMJGとして続けるなら、aprecioと契約しないといけないという方針なんだ。

会社が倒産すると、こういうお知らせをトップに置いて各自に連絡するんだね・・・(笑)

竹村:内容的にはね、Q7とかをみると微妙なんだよね。「新FCと契約する場合、加盟保証金は返ってくるのでしょうか?」これに対して、「MJG社にお支払いいただいた加盟保証金は、破産債権となりますので直ちに返還することはできず、MJG社の破産手続きにおいて処理されることとなります」と。

要するに返ってこないよ、ということです。

林:うーん(笑)

竹村:「また、新FC契約を締結する場合には、改めてaprecioに保証金をお支払いいただく必要がございます。」ということなんだよねえ。

林:・・・保証金はいくらだったんだろうね?

竹村:うーん、ちょっとわからないんだけど。

林:あ、保証金は100万円だ!

竹村:あ、100万。安いんだね!元のMJGのってこと?

林:そうそう。加盟金300万円の、加盟保証金が100万円。うーんこの内容だったら、加盟金が400万円だったと思うしかないかなあ。

竹村:そうだね。あとは、「新FCをaprecioと契約しない場合、旧FCとの競業避止義務は免除されるのでしょうか?」という質問だけど。これは、当たり前だけど「免除されます」とのことだね。

看板を変えれば継続できるっていうことだけど、果たしてこれ何割が継続しますかねえ。投資型が多かったわけだからね。お金を出して、何もしなくていいはずだったわけだから。

林:投資型のオーナーからしたら、店舗が手元にあったって困っちゃうよねえ。

竹村:自分でやるっていう風にはならないと思うんだよねえ。

林:じゃあ、投資型の人は、もしやるってなったらまたaprecioと契約するしかないってことだよね。本部にお任せしてやってたのに、また保証金とか取られたら嫌だよね。

竹村:でもそれしかやりようがないよね(笑)自分でやるわけにもいかないし、潰すってなったら、あなたの費用で潰してくださいってなるんだろうし(笑)

林:うーーーーーん(笑)

FC本部が倒産したとき、加盟店はどうなる?

竹村:あとはまあ、aprecioさんがどういう対応をしていくのか。aprecioさんは知ってますか?

林:はい。あの、高級インターネットカフェの。

竹村:そうそう。ここもFCで、馬場さんっていう人が創業者なんだけど。名証セントレックスかなんかに上場して、潰れちゃったんだよね。

林:あ、そうなの?

竹村:そうそう。一旦潰れて、新たなところが買ったって感じで。

ということでコロナ禍で、FC本部の倒産が出るのかっていう話だったんだけど。今のところは目立った倒産はないですね。飲食なんか、今後倒産する会社が出てきそうだけどね。

ただ、飲食の場合、今までのケースを見ていくと、ほとんどの場合は、看板はそのまま加盟店が継続するみたいなパターンが多いけどね。

出ないことを祈りますけど、いくつか倒産は出てきそうですよね。

コロナの影響で加盟店が倒産すると、FC本部も危ない?

林:コロナ倒産!加盟店編!

竹村:はい。これにはいくつかパターンがあってですね。まず、複数のフランチャイズに加盟していて、コロナの影響でどれかが完全にダメになってしまった場合。それだけで(加盟店は)潰れてしまうことがあるわけですよ。

だって、コンビニだって、このままだとやばいから本部がお金を貸したり支援するわけでしょ。コロナがいつまで続くかによるけど、フランチャイジーの倒産だって、出てくると思いますね。

じゃあ今度はそういう風に、加盟店が倒産したときどうなるか。これは、基本的にちゃんとしたFC本部であれば、別のオーナーが引き受けていくんですよね。あるいは、本部が直営にするか。そうじゃない場合には、本部もろとも倒産してしまうというケースも出てくるんだろうなあと思いますよね。

飲食関係を中心に、加盟店・フランチャイジーも、厳しいところは厳しいでしょうね。

ロイヤリティを減免するとか、いろんな対策は打っていくと思います。儲かっているフランチャイズだけを、奥さんの名義に変更するとか、そういう交渉をする人も出てくるでしょうね。いろんなやり方はあると思いますけどね。いずれにしたって、この状況がいつまで続くのかによりますよね。

前々回お話ししたような、カラオケの鉄人とかさ。ああいう風に再開する店舗が増えてくれば・・・でも、感染が拡大するのかな(笑)少し、物は言いやすくなくなってきたけど。

林:そうですね。

竹村:28歳のお相撲さんが亡くなってしまうくらいだから、それは非常にまずい状況ではあるんだろうけど、止めることはできないからね。

林:大阪府知事の吉村さんがまた良いことを言ってましたけど、「命vs経済ではない、命vs命なんだ」と。経済によって失われてしまう命もあるんだから、どっちも命がかかってるってことですよね。

経済はムードで変わる。少しでも消費をするムードに。

竹村:日経かなんかでデータが出てたらいいんですけど、飲食店の高単価のものが売れているのか、安いものが売れているのかっていう。スーパーなんかだと分かりやすいんですよね。

これはあくまで僕の肌感覚なんだけど、今高級焼肉とかって売れないから、安いんですよ。A5ランクの家族用のお肉とか、半値に近いんですよ。4,980円だったものが2,980円とかね。それでも売れないんだよね。

林:なるほどねえ。

竹村:これはやっぱり心理的なもので、そこまでお金がないっていうわけじゃないんだけど、「ストレスもたまるし、今日は高級焼肉にしよう!」とはならないんだよね。豚と鶏だったら買うわけですよ。

林:そっかー。飲食店とかも、ちょっと広めの席で、高めに払う、みたいな意識でいいと思うんだけどね。そうはならないんですか!(笑)

竹村:うん。そういう流れになってもらわないと困るね。こういうのはムードだからさ。本当にお金がなくて買えないって人も出てくるけど、それはそれでしょうがないじゃないですか。そうじゃない人はどんどん使ってもらって、売上を上げていかないとね。

林:そうですよね。

竹村:今飲食店がランチのデリバリーとか必死にやってますけど、あれじゃ儲からないからね。その後につなげようと思ってやってるわけだから、(消費者も)そこを考えていかないとね。

まあFC加盟店の倒産っていう話でしたけど、いいチェーンには残ってほしいので、積極的にお金を使っていきたいと思いますね。

林:使っていきたいと思います!(笑)

フランチャイズ本部が倒産すると、加盟店は営業できる?

今回のMJG接骨院・整体院のように、フランチャイズ本部が倒産してしまうと、フランチャイジーはどうなるのでしょうか。

MJGの場合には、投資型のFCで本部が運営を担っていたため、営業の継続が難しい店舗が出てきました。

その場合には、新たにFC本部機能を担う会社と契約するか、自社で独自に運営をするしかない、という状況になりやすいです。

また、動画内でもありましたが、飲食業態の場合、屋号をそのまま使用して営業継続する場合もあるようです。

いずれの場合にも、加盟保証金などは債権となってしまい、全体の破産手続きの中でしか処理されないため、返金を求めることは難しいでしょう。

競業避止や屋号の使用については、個別のケースによります。

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