フランチャイズ相談所

【武田塾の値上げに学ぶ!】加盟検討の上で気にしておきたい単価やロイヤリティについて!

フランチャイズの値上げ、武田塾はどのようにした?

:フランチャイズにおける値上げの考え方。

竹村:林さんも話をしたいということで。

:前回竹村さんが言ったように、もし本部が値上げをして、それで加盟店さんから「値上げのせいでお客さんが減ってしまった」と言われてしまったら、大変なことじゃないですか。

だから僕も、「値上げしても大丈夫なんじゃないかな」と去年の時点で思っていたんですが、ちゃんとオーナー投票をしましたよね。

オーナー投票は、武田塾では1校舎1票でやっています。

10校舎やられている方は10票あります。

3校舎の方なら3票。

合計200票の中で、過半数なら可決。

重要な意思決定はそうやって投票しています。

7割とか8割の校舎が、「値上げしても構わない」「値上げした方がいい」ということで、去年のうちに値上げを決めて、今年の春から上げました。

もしそれが否決されるようであれば、現場は「提供しているサービスが高すぎる」と思っているってことですよね。

むしろ今の値段が適正だと思うから否決されるわけですよね。

対して、現場で「これは良いサービスだし、生徒さんにも喜ばれているし、他社に比べても正々堂々言える」という人が多かったから、みなさん値上げで、可決したわけですよね。

現場の肌感覚として、値上げできると思っていたことが大きいですし。

本部が上げると言って、みんなから「上げたせいでうまくいかなかったじゃないか」と言われるのはやっぱり怖いじゃないですか。

そういうことも含めて、投票をしてみたら、みんなが値上げできると思っていた。

それで値上げができました。

値上げをできないのは辛い!

:でもこれって、「値上げなんてできない。むしろ下げた方がいいんじゃないか」ってフランチャイズはどんどん衰退していきますよね。

現場で士気が高くて、「これはいけるよ。いいサービスだよ。顧客に満足されているよ」って思うから、値上げしようよってなるわけじゃないですか。

だから、良いフランチャイズはどんどん値上げしていくでしょうし。

やばいフランチャイズは価格競争に巻き込まれて大変になっていくと思いますよね。

竹村:コンビニだって、昔は、便利だから高いのは当たり前だったわけです。

便利さが付加価値ですよ。

どんどん競争が激しくなってくると、デフレの競争の中で、コンビニもそうじゃなくなってしまって。

今のような問題が起きているわけですよね。

これは営業だったら当たり前なんですけど、価値があるものを高く売るのは、気持ちがいいものなんですね。

:現場に立たされている教室長としては、「月謝が上がったらどうしよう」って気持ちもあるんじゃないかと思ったんですけど。

現場の人々の意見を聞いたオーナーさんが、それでも値上げに賛成したっていうのは、士気の高さの表れというか。

現場でサービスが凄く満足されているとか。

他社に比べてもこれはいけるという自信の表れなので。

僕は凄く嬉しいなと思いますね。

普通、「月謝上げない?」って言ってアンケート取っても、可決されませんよね。

竹村:間違いなく、「月謝を一番安いところがここだから、ここよりも下げた方がいい」となりますよね。

広告費を削ったらいいって言うんですよね、みんな。

広告費を削って、できるところまで下げようと。

東進衛星予備校が値下げをしなかったエピソードを紹介!

竹村:これは僕が東進の時にもありました。

広島県だったと思います。

:映像授業だから安くしてほしい、と?

竹村:このチャンネルにも出ていただいた、欧州塾が当時、安くて。

:強かったんですか?

竹村:強いところが安かったんですよ。

:東進の加盟校さんが、「欧州塾に押されているから広島だけ東進を特別価格にしてほしい」と言ってきたんですね。

竹村:永瀬社長のところまでやってきて。

その分、ロイヤリティを負担してもいい、と。

当時、ロイヤリティが45%だったんですけど、そのロイヤリティを60%にしてもいいから、それでも生徒が欲しいと言ったんですね。

じゃないと欧州塾に勝てないと陳情に来たんです。

でも永瀬さんは全く取り合いませんでした。

ビデオだから安くなるというのは、コストから考えているだけで、そこが全然間違いだと。

生よりもビデオの方がいいんだから、自信がないのが問題なんだと永瀬社長は言いました。

:永瀬社長の言うとおりですね。

竹村:当時は、「ここは地方だから、生のいい先生が来れないから、衛星授業になっている」と思っていたんですよね。

:欧州塾の先生はいい先生が多いとはもちろん思いますが。

でも東京・大阪の第一線でやっている先生の方がいい先生に決まっていますよね。

しかも東進はいい先生を引き抜いていたわけでしょ。

竹村:やっている方々が自信がないからだめで、そこを変えないとだめだったんですね。

映像授業がこれだけ当たり前になったのは、永瀬さんがそこで値下げをしなかったからです。

生の授業と一緒。

むしろ高くてもいいぐらいなのに、一緒なんだと。

:とてもよくわかります。

竹村:永瀬社長はそこが天才だったんだと思います。


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