フランチャイズ相談所

【オススメ本紹介!】日本のフランチャイズ史の最初期からあるダスキン、その考え方とは!?

今回のオススメ本は『経営のこころ』!

:フランチャイズ、オススメ本!

竹村:今回は、古い本を持ってきました。

『経営のこころ』という、駒井さんの本です。

この方はご存知ですか?

:ダスキンを作った人ですか?

竹村:ダスキンは鈴木さんと駒井さんの共同経営で作ったんですけど、その駒井さんです。

駒井さんも何冊も本を書かれていて、そのうちの1冊です。

今回なぜこの本を引っ張り出してきたかと言うと、フランチャイズショーで、ダスキンがド派手なブースを出していたからです。

そこに、『フランチャイズは人生の道』とあったんですね。

これはダスキンのフレーズなんです。

大きな看板を掲げてやっていて、この本を思い出したんです。

それで再度引っ張り出して、斜め読みしてみたんですね。

すると、さすがに50年前から始まったFCなので古い話も多いんですけれど、良いことも書いてあるわけですよ。

フランチャイズが人生の道っていうのは、一見よくわからない文だと思うんですね。

これはエヴァンスさんという、とあるコンサルタントなのかな?

教授なのか、わからないですけど。

その方から、駒井さんと鈴木さんは『Franchise is a Way of Life』と言われたんですね。

それを直訳して、人生の道と言っているんです。

フランチャイズは儲けのためにやるのではなく、世のため人のためにやる。

そういうふうに考えて、これが人生なんだ、と徳を積む。

そうすると上手くいって、後から利益がついてくる。

そんな意味の言葉なんですけど。

読んでいくと、少し宗教っぽいといえば宗教っぽいです。

元々、祈りの経営と言われることもあります。

実際、創業者の、特に鈴木さんの方はとある宗教に傾倒しています。

だからと言って、加盟店にみんなその宗教に入れたわけじゃありません。

でも、朝礼に般若心経かなにかを唱えるとか、そういうところもあって。

宗教っぽいところがあるんですけど。

だからと言って論理的じゃないかと言うと、そうでもないんです。

今フランチャイズを運営するとしても、結構役立つことが書いてあります。

成功するFC本部の条件とは!?

竹村:たとえば、成功するFC本部の条件というところです。

アメリカのフランチャイズのコンサルタントとして有名な、マッキントッシュ先生とありますが。

僕はこの方は知らないんですけど。

ダスキンにフランチャイズのノウハウを教えてくれた方なんでしょうね。

「本当に成功したフランチャイズにもし共通点があるとしたら、それはなんですか」と聞いたら、3つ挙げたんだそうです。

まずは嘘をつかない本部。

2番目は、本当に耳をよく傾ける本部。

そして3番目は、お客様との接点を一番大事にして、そこの教育に一番力を入れている本部。

これは良いことを言っています。

まず、嘘をつかない本部、これは加盟する時に出す情報などをオープンにしていくことです。

裏表がないって意味でしょうね。

本当に耳をよく傾ける本部とは、加盟店やお客様の声に耳を傾けるということです。

3番目も、お客様との接点を大事にして、そこの加盟店教育をするという意味です。

つまり集客のところを大事だと言っているんですね。

40~50年前にダスキンの創業者の2人に、このマッキントッシュ先生、アメリカのフランチャイズコンサルタントの人が言っているんですけど。

これは今でもそのまま通じることだと思います。

本当に上手くいく本部には、こういう共通項があるでしょう。

ダスキンがフランチャイズをやるきっかけとは?

竹村:最後の方に出てくるんですけど、ダスキンをやるきっかけになったところがあって。

これはあまり言われてないんですけど。

倉本長治さんという、日本の流通関係では有名な、今でいうコンサルタントなんですけど。

鈴木さんと駒井さんがフランチャイズをやるきっかけになったのは、商業界が主催するセミナーで倉本長治先生が話した内容によるものなんです。

アメリカでフランチャイズというものが凄く流行っている。

多くの人たちがアメリカでフランチャイズに入って、職がなかった人が職を得て社会貢献になってくる。

日本にもいつかそういう時代が来るかもしれないので、犠牲を払って心ある事業家がフランチャイズビジネスをやってほしい。

そう倉本長治先生が話したんですね。

本当だったら、自分で直営でやれば、儲かるんです。

でも、他の人に教えてフランチャイズでやりなさいよ、と。

:直営の利益がなくなるかもしれないけれど、という意味なんですね。

竹村:そういうところからダスキンの「まずは損しても」という考え方が始まっています。

そのぐらい言わないと、フランチャイズがなんなのか、わからなかったんですね。

自分だけの利益ではなくて、経営者としての喜び・醍醐味を色々な人に分け与える。

それが素晴らしいことなんだ、と。

そこから日本のフランチャイズは始まっているんですね。

これはなかなか面白い話だと思います。


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