フランチャイズ相談所

【流行ったものは真似される!?】HERO'Sの商標問題から、パクリについて考えます!

テレビでも話題になった乗っ取り事件!

:「HERO'S」がティラミスヒーローの商標を乗っ取っていた事件について。

竹村:テレビでもかなり取り上げられていました。

この収録の日も、朝の番組でやっていました。

これはちょっとないですよね。

:しかもそれでフランチャイズの加盟開発しようとしていたわけですよね。

竹村:過去にこういうのがあるのかと言われるとね。

モンテローザという会社の、目利きの銀次というのがあるんですよ。

あれはそのままなんです。

他のは一応、和民を魚民。

白札屋を、白木屋としていました。

でも目利きの銀次はそのままなんですよね。

沖縄にあった店らしいんですけど、あれも商標登録してなかったんですよね。

ただその事例を成功例としてあの社長が考えたにしても、これはやっぱり酷いですよね。

Twitterやテレビでパクリっていうふうになっています。

でもこれはパクリの域を超えていますよね。

「日本でこんなことがあるの!?」って盛り上がりますから、結構影響は大きいと思います。

社長のコメントは出ているんですか?

:ロゴを返しますっていう報道はありましたね。

竹村:普通に考えたら、どう言ってもダメだと思います。

しっかり商標を取っているからということで開き直って、そういう手法だって言い方もあるのかもしれないですけど。

ここまできたら「これが許されるんじゃあ……」って話になります。

違法じゃなければなにをやってもいいのか、って話にどうしてもなっちゃうわけです。

ティラミスヒーローだけでなくgramも?

:僕、このニュースを見て、オリンピックのロゴで佐野研二郎さんのパクリ問題みたいなのが話題になった時のことを思い出しました。

過去のデザインも遡って「これも似てるだろ」とネット上が特定していたんですね。

だから「gram」もなんかのパクリだって出てくるんじゃないのって思って検索してみました。

パクリでしたね。

竹村:これは僕も知りませんでした。

「gram」は大阪の結構有名な店です。

そこがフランチャイズ展開したという話になっていました。

明らかに「gram」の成功で味を占めているんですよね。

あれをやって、結局成功したわけですよね。

今、全国で60ぐらいあるわけですよね、FC展開して。

こんなに上手くいっちゃうじゃん、チョロいじゃん、と思って今回みたいなことをやっているんでしょうね、きっと。

「gram」もそのままパクっているんですよね、ロゴも全部。

:「グラム パクリ」とかで検索していただければ該当記事は出るんですけど。

竹村:それで成功しちゃったからですよね。

だって、元の方は名前を変えちゃっているんですよ。

それで成功しちゃったから、今回のことにつながっているんですよね。

:イケているものを見つけて、商標を取ってしまって、それで巻き返せないようにして自分でやると。

ネットの情報によると、他にも色んな商標を押さえていたらしくて。

竹村:gramで成功したから、世の中で流行っていて商標登録していないやつをどんどん商標登録していくという。

完全な乗っ取りビジネスじゃないかと思っちゃいますよね。

:「奇跡のパンケーキ」や「てぃらぷり」とかも、gramさんがやっていないのに押さえたり。

あとはアイドルグループの名前に似せた、「C-ute」って商標まで出願しているという噂もネット上にありますね。

本当かどうかわからないですけど。

でも、やりかねないと思ってしまいますよね。

フランチャイズだから、色んな人を巻き込んでいる!

竹村:直営でやるなら、まだ僕がぎゃあぎゃあ言わなくても、とは思いますが。

フランチャイズでやるってことは、他者を巻き込んでいますからね。

その生い立ちを話したりしてないわけですよね。

「実は儲かっている店を見つけて、パクったんですよ」なんて。

オーナーたちも知らないわけですから。

:ってことは、偽りの操業エピソードを言っていますよね。

それを信じて「gram」一軒作るのに、いくらかかるんですかね?

竹村:3000万~4000万円ぐらいでしょう。

:3000万~4000万円それで突っ込ませて。

それと同じパターンで、シンガポールの「ティラミスヒーロー」をパクってやろうとしていたわけですよね。

これで、フランチャイズをやる……。

竹村:そんな資格はないですよね。

これはもう言い訳の余地はないと思います。

:オーナーさん怒っていいと思いますし。

知っている人もやっているので言いづらいですけど、不買運動ですよ。

竹村:gramのオーナーも困ると思いますよ。

:ティラミスヒーローの問題は、gramの社長と一緒だということでね、是非gramにも飛び火してほしいなと僕は思っています。


HERO'Sの問題について!

1月に、ティラミスのテイクアウト専門店「HERO'S」の問題が大きな話題になりました。

「HERO'S」の1号店は1月20日にオープン。

その直後に、デザインなどがシンガポールの「ティラミスヒーロー」と酷似していることが発覚しました。

そして「ティラミスヒーロー」という商標もHERO'S側が登録していることも明らかになりました。

商標を取られてしまったため元々のティラミスヒーローは、日本では「ティラミススター」と名前を変えて販売せざるを得なくなりました。

今回の問題は極端な例ですが、流行りの店を真似するという手法は商売の世界ではよく用いられています。

なのでフランチャイズ加盟するオーナーにとっても全くの他人事ではないのです。

競合他社に真似をされてしまうことに対抗する術はあるのでしょうか?

HERO'Sの問題のその後は?

1月22日、HERO'Sはロゴの使用権を株式会社ティラミスヒーローに渡すという発表をしました。

ですがこのロゴについて、新たな問題も浮上しました。

元々のティラミスヒーローが使用していたロゴのイラストですが、このイラストがアメリカのイラストレーターの作品をトレースしているという疑惑が出てきたのです。

このことについてティラミスヒーロー側は影響を受けたことを認めた上で謝罪をしました。

そして今回、商標の問題を起こしたHERO'Sは現在どうなっているのでしょうか?

3月21日にはHERO'Sの1号店である表参道店が閉店状態になっていることが確認されています。

HERO'Sはフランチャイズオーナーを募集していましたが、1号店以外に開店した様子はありません。

5月末時点では、HERO'Sのウェブサイトはフランチャイズオーナー募集のページも含め、そのまま残されています。

流行っているビジネスは真似されやすい! 

商売の世界では元々、真似をすることはよく行われています。

飲食店でも人気のメニューを真似したり、流行った店を真似た店舗が出来たりといったことがあります。

ガリバーは中古車買取という新しい市場を開拓しましたが、ガリバーの成功を見て、様々な会社が中古車買取ビジネスを始めました。

そしてコインランドリーのマンマチャオでも、加盟していた企業に真似をされ、似たようなコインランドリーのフランチャイズを立ち上げられてしまいました。

流行ったビジネスは、すぐに真似されてしまうのです。

流行っているビジネスにフランチャイズ加盟しても、流行りが廃れてしまったり、大企業が参入してきてお客を取られてしまったりする危険性があります。

モンテローザのことも教えてください!

:ティラミスヒーローのパクリ問題と言えば。

飲食店のパクリ問題ということで、モンテローザのことも教えてください。

竹村:前回の話でも社名を出しました。

1500億円ぐらいの売上がある会社です。

店舗数も非常に多いです。どんなブランドがあるかと言いますと。

「白木屋」っていうのがあります。

他にも「魚民」、「月の宴」、「山内農場」などです。

白木屋は、白札屋のパクリと言われています。

同様に、魚民は和民、月の宴は月の雫、山内農場は塚田農場のパクリと言われています。

色々と紛争になって、裁判もしています。

その中でどんどん伸びてきている会社です。

凄いですよね。

:逆に魚民のモンテローザが、和民のワタミフードサービスを訴えているんですね。

名誉棄損だって言って。

竹村:「魚民が真似していると、和民が言っている」ってことで和民を訴えたんですね。

:これで渡邉さん、300万円払っていますね。

しかも、月の雫・月の宴紛争は2003年に月の雫が訴えて、2006年和解。

これにより共存になった、ってことで。

竹村:これがうちのノウハウなんだってことなんですよね。

モンテローザは叩かれないの?

:モンテローザさんが上手くいっているのに、gramさんは可哀想ですね。

モンテローザさんは世の中に叩かれないんですか?

竹村:叩かれていますよね。

叩かれてもやってきているんですね。

僕は、モンテローザの社長の大神さんに一度会ったことがあります。

ベンチャー・リンク時代になぜかアポが入りました。

加盟するわけじゃないと思いましたけど。

三鷹の事務所に行って話しましたよ。

:どうでしたか?

竹村:うちはこのやり方だ、と言っていました。

流行っている店を見つけて、それをブラッシュアップするみたいなことを言っていたんです。

要は、流行っている店を見つけてパクるというのが戦略だってことなんですね。

スタッフたちは、今ほど一般的じゃなかったんですけど、外国人を使ってコストを下げているんです。

だから安くできるんですね。

和民よりも良い店として、魚民を作っているんだって言い方でした。

当時、ベンチャー・リンクは牛角をやっていた頃でしたから。

「牛角だってパクられるぐらいじゃないとダメなんだよ」と言われたことがあります。

昔から飲食業なんていうのはメニューが盗まれるのが誇りなんだ、と。

筋は通っているんですよね。

製造業だと、今のパナソニックの松下電器は、真似した電器なんて言われていたんですよ。

SONYとかが技術的に新しく開発したものをそのまま真似て。

販売網はナショナルが凄かったので、一気に売ってしまうと。

それは1つの戦略です。

経営としては、他者の真似をして作っていく、同質化戦略と言います。

やっぱりそれとはちょっと違うと思うんですけどね。

モンテローザのやり方で、他の会社はやっていないのかって言えば、あるんですよね。

コメダ珈琲が流行れば、ドトールが星乃珈琲店をやりますし。

ルノアールがミヤマ珈琲をやりますし。

でもそれとモンテローザの徹底ぶりは違いますし。

モンテローザで一番酷いのが、目利きの銀次で、それと今回のティラミスヒーローは一緒ってことです。

今回のティラミスヒーローのこれはダメでしょって話から、こんな話もしました。


真似をされても競合に負けないことがよくある!競合に負けない理由とは?

表面的な部分を真似ることは簡単にできてしまいます。

ですが、表面だけ真似ても成功せず、真似をされた側が生き残ることも多くあります。

フランチャイズ展開をしているブランドであれば、

・それまでに積み重ねたノウハウがある
・知名度や信頼がある

といった点で、有利になれます。

フランチャイズ展開で店舗数を増やすことで、競合に対抗する力が得られます。

店舗数が多くあることで、それだけノウハウの積み重ねも多くなります。

真似する側もノウハウの全てを盗めるわけではありません。

ノウハウの差が、提供できるサービスの質の差につながり、真似した側が上手くいかないということがあるのです。

そして、真似した側の質が低ければ、以前からあって信頼できるブランドを利用しようという流れが生まれます。

東進衛星予備校の映像授業も、代々木ゼミナールが真似したことで結果的に東進衛星予備校の信頼度が上がりました。

競合が参入してこないビジネスに加盟する手もある!

大企業がフランチャイズ加盟をする際、初期費用が高額のフランチャイズを選ぶことがあります。

初期費用が高ければ、それが参入障壁となって競合が出てきにくいと考えられます。

そこに安定感があると判断して、初期費用が高額のフランチャイズを選ぶのです。

反対に個人オーナーであれば、一見地味なビジネスにチャンスがあります。

フランチャイズには、オーナー自身が身体を入れて働くことが前提になっているビジネスもあります。

オーナー自身が身体を入れて働けば人件費を削減でき、それによってそれなりの収入を確保できるビジネスです。

大きく流行ったり大企業に注目されたりしないビジネスで長く続ける道が、個人オーナーにはあるのです。

フランチャイズ加盟を考え中…おすすめFCはこちら

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フランチャイズ相談所|お問い合わせページ

https://fc-soudan.com/contact

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