フランチャイズ相談所

【どんな利点がある?】企業はどうしてフランチャイズ展開をするの?

儲かるなら直営でやるはず?

:竹村さん。

「本当に儲かるなら、直営でやるんじゃないですか?」という質問です。

竹村:これも昔からよく言われることですね。

僕も何百回と聞かれました。

Yahoo!知恵袋の回答でもよく出てくるフレーズです。

「本当に儲かるなら、みんな直営でやるに決まってるじゃないですか」というのです。

割と説得力ある回答に見えますが、僕は違うと思っています。

林さんはどうですか。

:僕はまず直営のセンスが無かったんです。

武田塾は八年直営でやっていましたが、二軒しかできませんでした。

でもフランチャイズをやったら五年で二百校舎ぐらいになりました。

直営だけだと、校舎数を全然増やせなかった!

:直営で五年やったところで絶対に二百校舎いかなかったでしょう。

仮に僕が直営の能力のある状態で五年前に遡ったとしても、無理でしょうね。

まず一年目は二千万ぐらい突っ込んで二軒作るのが限界です。

お茶の水本校が年商一億だったんで、そこから二千万円捻出して、二軒作ります。

これで三軒になりました。

翌年その三軒の収益で、直営だからロイヤリティもかからないわけですが、三軒の利益で五千万くらいでしょうね。

なので翌年作れるのは五軒だけです。

それでまたがんばって次何軒作ってって、どう計算しても、これは五十軒作るのも無理でしょう。

武田塾は一校舎作るのに一千万円かかります。

この五年で二百校舎作れたということは、オーナーのみなさんに二十億円出していただいたということなんですね。

もう本当、感謝しかないです。

直営でやって儲かったとしても、五年で二十億なんて絶対に投資できないわけですよ。

みなさんに投資していただいたから、このスピードでできました。

たぶんフランチャイズで二百校舎できた時の利益の方が、直営のみで最大に儲かって投資しきった利益より多いんじゃないかなって気がします。

だから本当に儲かるなら直営でやるんじゃないかっていうのは、嘘だと思います。

竹村:その通りですね。

基本的にはまずスピードという点で全然違うわけです。

フランチャイズで成功するっていうのは、ちょうど上場したのと同じようなところがあるわけです。

武田塾の場合、二十億集めたわけですからね。

直営でどんなに成功して、銀行がいくら味方してくれて「この事業はすごい」と思ってくれたとしても、二十億なんてあり得ない話です。

本当に儲かるなら直営でやれば、という質問はそもそもそこが理解されてないと思います。

後から直営にするのはあり得る!

竹村:「このフランチャイズは、今儲かっています。

これを全部直営にしたらその方が儲かるんじゃないですか」

こういう質問ならまだわかるんですよね。

ガリバーなんかは、全部広めてから、少しずつ高い金を払って直営にしていきました。

ガリバーみたいなケースは、展開をするためにFCを利用したと言われてしまいますが。

でもガリバーはかなりの金額で買いました。

利益の二年分とか、そんなレベルではありません。

ということで、本当に儲かるならFCなんかやらないというのは、間違いです。


どうして企業はフランチャイズ展開をするの?

利益がたくさん出る優秀なビジネスなら、そもそもフランチャイズ展開なんてしないのではないか?

そのような疑問を感じる方も多くいます。

なにか裏があって、企業はオーナーを騙そうとしているのではないか、と思ってしまうのでしょう。

しかし本当に利益を出せている企業でも、フランチャイズ展開を選ぶことがあります。

なぜならフランチャイズ展開をすることで、

・スピーディに全国展開できる
・ノウハウの発掘ができる

というメリットを得られるからです。

オーナーの助力を得て、全国展開できる!

武田塾もフランチャイズ展開を始める前は2校舎しかありませんでした。

そのように数店舗しかない状態では、たとえ莫大な利益を上げられていたとしてもすぐ全国展開できるほどの資金は生み出せません。

なので自分たちだけで全国展開をしようとすると、何十年もかかってしまうかもしれません。

それだけの資金を企業が銀行から借りるというのも無理のある話です。

しかしフランチャイズ加盟するオーナーが、一店舗分の資金を借りるのであれば充分に可能です。

ですから加盟者が集まりさえすれば素早く全国展開できます。

「自分たちの資金だけでは無理だけど、オーナーの力を借りれば全国展開が実現できる」

そんな企業がフランチャイズを利用しているのです。

店舗が増えれば競争に勝ちやすくなります

店舗数が増えると、嬉しいことがいくつもあります。

・知名度が上がる
・仕入れのコストを下げられる

このような効果が見込め、競争に勝ちやすくなるのです。

たくさん店舗が見られるようになって知名度が向上すると、流行っているのだと信頼してもらえます。

信頼を得て顧客を増やせるのは新しいビジネスにとって非常に嬉しいことです。

ただ必ずしも全国展開をするとは限りません。

特定の地域に集中して展開していく戦略もあるのです。

コインランドリーの「WASHハウス」はフランチャイズ展開を始めた当初、九州を中心に展開していました。

そして九州の店舗を増やし九州で広告宣伝した結果、コインランドリーの利用率を増やすことに成功しました。

メリットは、知名度が向上することだけではありません。

仕入れや生産のコストが下がるメリットもあります。

飲食店のフランチャイズでは、本部が食料を大量に仕入れたり生産したりすることが多く見られます。

少ししか作らないよりも大量に作った時の方が、一つ一つにかかるコストが少なく済みます。

これは規模の経済と言われているものです。

結果、コストが浮いた分だけ利益を大きくできたり価格競争に負けにくくなったりします。

特に価格競争ではこの規模の経済によって大手が有利になりやすいです。

そのためフランチャイズ展開をして一気に店舗数を増やすことで、大手のような立ち位置を得ようと企業は考えるのです。

オーナーたちのアイデアで、成功の秘訣がどんどん生まれる!

フランチャイズ展開の大きな利点に、それまで企業が気付かなかった新しいノウハウを発掘できることがあります。

たくさんオーナーが加盟して、加盟店が増えると様々なことが起こります。

優秀なオーナーが大成功させる店舗もあれば、予想に反してうまくいかなかった店舗も出てきます。

そういった成功事例や失敗事例から、成功のためのノウハウを拾い上げていけるのです。

ノウハウを共有すれば、ブランド全体で売上が上がります。

しかも最近ではインターネットを活用することで、よりスピーディにノウハウを拡散できます。

フランチャイズの本部もそれを推進することが増えてきました。

スピーディに店舗数を増やすためにオーナーの助力が必要だったのと同じように、素早くノウハウを蓄積するのにもオーナーの存在が欠かせないのです。

企業が単体では見出せなかったノウハウが、オーナーたちと協力することで発見できる。

その点が企業にとって、フランチャイズ展開をする大きなメリットとなっているのです。

これはオーナーにとっても強力な支えとなります。

企業やオーナーが単体ではできなかったことが、集まって集団となることで可能となります。

集団となってそれぞれの力を集めれば、大手に対抗できる強さが得られます。

それこそがフランチャイズ展開によって手に入る武器なのです。

その上、成功しているビジネスは真似されるのが世の常です。

うわべだけ真似したような企業に負けないためにも、より多くのノウハウの蓄積は欠かせないことなのです。

フランチャイズ加盟を考え中…おすすめFCはこちら

お問い合わせ

フランチャイズ相談所|お問い合わせページ

https://fc-soudan.com/contact

この続きは会員登録頂いている方のみ、ログイン後お読みいただけます。

無料会員登録のご案内

FC相談所では、無料の会員登録をおすすめしております。
ご登録いただきますと、会員限定の記事がお読みいただけるほか、様々な会員限定のサービスをご用意しております。

FCに関する
ご質問・ご相談はこちら

FCに関する質問、独立、起業のご相談
FC本部に関するご相談を受け付けております。

地域で探す

業種で探す

[ 全般 ]

キーワードで探す

開業資金で探す

」にいいね!しました。
【利益率は高くないからかえって安心!?】ハウスクリーニング業界の現状を語ります!!|フランチャイズ相談所 vol.315
Facebook上でシェアすることで、記事を広めましょう!
Facebookでシェアする