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白色申告にもメリットが?青色申告との違いや手続きについて解説

白色申告にもメリットが?青色申告との違いや手続きについて解説

今回は個人事業主なら知っておくべき白色申告と青色申告の違いについてお届けします。白色申告、青色申告の概念や、それぞれのメリット・デメリットも詳しく解説します。個人事業主の方は、自身で確定申告する必要があるため、白色申告・青色申告の双方の特徴や違いについて、しっかり把握しておきましょう。これから起業される方、もしくは確定申告を控えている方は、ぜひ参考にされてください。

確定申告に必要な白色申告

お金と筆記用具

個人事業主は、ビジネスにおいて一定の収益が発生している場合、確定申告をしなければなりません。確定申告の方法には「白色申告」「青色申告」の2つがあります。どちらでも良いわけではなく、それぞれの条件にあった正しい方法を選択します。ではまず、「そもそも白色申告とは何なのか」という点や該当者の基準について、まとめていきたいと思います。

白色申告とは?

白色申告とは、確定申告の種類の一つで、簡易な記録や提出書類が少なく済む申告方法です。白色申告は、「年間の売上」から「必要経費」を引いた差額の事業所得に応じて税金を支払うという、非常にシンプルで基本的な申告方法です。後ほどご説明する「青色申告」を行わない人が利用する方法です。

白色申告をすべき人

白色申告をすべき人の基準として、

①申告義務のない赤字経営社

②高額な医療費を払った人

③退職者

の3点が挙げられます。まず①に関してですが、事業において一定条件の収入額を満たさず、申告義務のない事業者で、なおかつ赤字経営をしている場合や僅かな利益しかない場合は、白色申告の方がスムーズに手続きを済ませることができます。②の高額な医療費についてですが、白色申告で確定申告をすることによって還付金が出る場合があります。また、年の途中で退社した場合(③)も同様に、還付金が出るケースがあります。

白色申告のメリット

白色申告のメリットとして、主に

①事前申告が必要ない

②帳簿付けが楽

という2つのメリットがあります。まず①に関してですが、青色申告を利用する際には開業時に税務署へ手続きが必要となりますが、青色申告を希望しない場合は自動的に白色申告での確定申告となるため、申請の手間がありません。また②の帳簿付けが楽というのも、白色申告の大きなメリットです。白色申告には複雑で面倒な帳簿付けが必要なく、申告に必要な書類も収支内訳書と確定申告書のみであるため、スムーズに確定申告ができるという訳です。

白色申告のデメリット

白色申告にはもちろんデメリットもあります。主に、特別控除がないこと、従業員の給料を全て経費として計上できないこと、そして赤字を繰り越せないことが挙げられます。これは青色申告に関することであるため、それぞれの概要については後ほど紹介します。

確定申告に必要な青色申告書

パソコン画面を見る男性

確定申告の方法には、白色申告の他に青色申告という方法もあります。それでは、青色申告の概要やメリット・デメリットについて見ていきましょう。

青色申告とは?

青色申告とは、主に個人事業主が知っておくべき申告方法で、一年間の収支や経理に関して事細かに帳簿付けすることによって主に節税を目的としています。青色申告をするためには、青色申告承認申請書という書類を開業時に税務署へ提出する必要があります。青色申告は申告納税制度という納税に関する制度の根幹を成す申告方法で、昭和25年に導入されてから多くの人が利用しています。青色申告を利用することで、白色申告にはない、数々の特典を受けられます。

青色申告ができる人

白色申告は誰でもできますが、青色申告は誰もができるというわけではありません。青色申告ができる人の条件は、「事業所得」「不動産所得」「山林所得」のいずれかの所得がある人です。事業所得とは、主に小売業やサービス業、農業や林業、自由業など、主に個人事業から発生する所得を意味します。不動産所得とは、その名の通り賃貸やアパート、駐車場、土地等の不動産賃貸による所得です。山林所得とは、山林の伐採や立ち木の譲渡によって発生する所得です。一般的なサラリーマンは基本的に該当しませんが、副業で上記いずれかの所得が発生する場合には、青色申告を利用することができます。

青色申告のメリット

青色申告にはいくつかのメリットがあります。まず個人事業の場合、家族や配偶者を従業員として雇っている場合に、彼らの給与を経費として計上することができます。通常それらの給与は必要経費として認められませんが、青色申告では経費として認められるため、その分節税することができます。また、青色申告では複式簿記というより細かな帳簿付けをすることになるため、それによって最大65万円の特別控除を受けることができます。加えて、個人事業にて万が一赤字が出てしまった場合、その赤字分を翌年から最大3年間所得から差し引くことができる「純損失の繰越控除」という制度を利用することもできます。

 

青色申告のデメリット

青色申告のデメリットとしては、複式簿記という非常に複雑で細かな帳簿付けをしたり、事前に青色申告の手続きの申請書を提出するといった手間が多いということです。しかし、節税面で考えれば白色申告よりも圧倒的にメリットが多いため、該当する場合には青色申告で確定申告をすることをおすすめします。

白色申告・青色申告の違いとは?まとめ

今回は白色申告と青色申告の違いやメリット・デメリットについて紹介しました。該当する事業者のタイプや双方のメリット・デメリットがそれぞれの違いとして挙げられます。白色申告は非常にわかりやすくシンプルな申告方法で、誰もが利用できるのに対し、青色申告は「事業所得」「不動産所得」「山林所得」のいずれかに該当する場合のみ、利用可能です。サラリーマンでも副業としていずれかの所得がある場合には、青色申告が適用になるケースがあります。また、節税面を重視するならば、青色申告の方が白色申告よりも様々な特典を受られるため、メリットが大きいと言えます。はじめての方にとって、確定申告は非常に手間がかかることですが、事業者である以上必要なことなので、今回紹介した内容をぜひ参考にしてください。

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