フランチャイズ相談所

フランチャイズ契約をする際、事前に知っておきたい違約金について

フランチャイズ契約をする際、事前に知っておきたい違約金について

フランチャイズ契約を途中解約をしてしまうと、違約金が発生してしまいます。違約金というのは、契約を破棄する際に、その行為に対して相手に支払わないといけない罰金のことです。この違約金についてしっかりと理解をしておかなけば、後々大きなトラブルに発展してしまうこともあります。それでは、違約金というのはどのような場合に発生して、どのような性質を持ったものなのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

フランチャイズ契約の中途解約について

違約金はフランチャイズ契約を中途解約することで発生します。では中途解約とは、そもそもどのようなものなのでしょうか?早速ご説明してまいります。

中途解約とは

中途解約とは、フランチャイズ契約期間中に、満期になる以前でフランチャイジー(加盟者)が脱退することを言います。中途解約には、主に任意解約合意解約というのがあります。

任意解約とは、企業によっては契約期間中でもオーナーが希望すれば、契約書に記載されている中途解約事項に則り、フランチャイズ事業を脱退及び解約することができるという仕組みです。しかし、企業によって中途解約事項の内容や違約金・解約金の発生等の記載について異なるため、契約の際にしっかり確認しておく必要があります。

一方、合意解約とは、契約事項に中途解約についての記載が無い場合でも、当事者同士が合意すれば解約をできるという仕組みになっています。

ちなみに中途解約はフランチャイジー側の都合だけではなく、フランチャイザー(本部)側の総合的判断により言い渡される場合もあります。

フランチャイズ契約における違約金とは

フランチャイズ契約中でも、フランチャイジーの希望や当事者同士の合意で中途解約をすることが可能であるということは分かりました。しかし中途解約をする場合は、違約金が発生する事例が殆どです。ということで、違約金の性質について詳しく見ていこうと思います。

何故違約金が必要なのか?

加盟金などの初期費用を支払ったのに、何故ただ解約をするだけ違約金を支払わなければならないのか疑問に思う方も多いかと思います。その理由について少しお答えします。違約金というのは、実際に発生した具体的な損害に対して支払う損害賠償金ではありません。具体的には、フランチャイザー(本部)に将来発生すると推定出来る損害や、入るはずの収益が今後なくなってしまうことに対する賠償金として捉えられています。そのため、中途解約をする時点では損害が無くても、その想定金額を違約金として支払う必要があるのです。

中途解約だけではない、違約金・ペナルティ

これまでフランチャイズ契約中に、中途解約をした場合に発生する違約金・ペナルティについて述べてきました。しかし中途解約以外にもペナルティが発生してしまう場合があります。それは、ブランド毀損をした場合です。最近、アルバイトや従業員の不適切な言動がSNS上にアップロードされ、度々問題になっていますよね。現代ではSNSが発展し、従業員などが不適切な言動を行った場面を撮影した動画などが、すぐに拡散されるようになってきています。そうなった際に、フランチャイジー側が店のブランドを毀損した事になり、損害賠償を支払わなければならないケースもあります。そういったトラブルによるペナルティを防ぐためにも、従業員の教育・管理はしっかり行っていく必要があります。

違約金に関するトラブルを回避するためには

中途解約による違約金を支払うことは、なるべく避けたいですよね。また、もしやむを得ず中途解約をする事になった際も、違約金についてしっかり自分で理解しておけば、減額・免除の交渉を行うことも可能になるかもしれません。ではどの様に対応すればいいのでしょうか?抑えておくべきポイントについて詳しく解説いたします。

契約前にリスク検討をしっかり行う

中途解約をしないようにするのが、違約金を回避する一番の予防策になります。中途解約をせざるを得なくなってしまう原因の多くは、契約前のリスク検討が不十分であることが挙げられます。一般的に、独立開業するよりもフランチャイズ契約をする方が、リスクは低いと考えられています。しかし、フランチャイジーも独立した事業主です。そのため、立地条件、事業内容などしっかり確認・検討を行うことは不可欠です。そして、FC本部から説明を受けたことを全て鵜呑みにするのではなく、自分で収支などに関してしっかり計算をするようにしましょう。

契約書の内容をしっかりと確認する

契約書を確認するというのは、至極当たり前のことだと感じるかもしれませんが、非常に重要な作業になります。特に、中途解約を考えている際に、注意して見なければならない部分があります。それは、「契約期間・更新・終了条項」、「中途解約・違約金条項」の部分です。ここには、中途解約や違約金について詳しく記載されています。前にも述べましたが、中途解約には種類があり、加盟店にある程度の裁量を与えてくれる契約もあるので、しっかり確認しましょう。

さらに、違約金の算出方法についてもしっかり確認するようにしましょう。ここには違約金が定額で設定されているのか、何らかの計算によって算出されるのかが書かれています。違約金というのは、民法上において、契約する際に自由に設定をすることが出来ます。しかし、明らかに違約金の推定額を超えている金額を解約時に請求された場合、暴利行為であるとし民事裁判によって取り消しが出来ることがあります。なので、契約書の違約金の算出方法の部分をよく読み、違約金が本当に正当な金額なのか確認するようにしましょう。

フランチャイズ契約をする際、事前に知っておきたい違約金について|まとめ

今回は、フランチャイズ契約をする際に、事前に知っておきたい違約金についてまとめました。フランチャイズ契約をする際は事前に、リスクについてしっかり考えておくことが一番重要です。そして、なるべく中途解約をしないようにするということも大切です。しかし何らかの突発的な理由により、中途解約をしなければいけない場合が出てくるかもしれません。そうなった際、違約金についてしっかり理解しているのとしていないのでは大きな違いがあります。今回の記事を参考にていただくことで、違約金についての見識・見解をしっかりと深めておきましょう。

フランチャイズ契約をする際、事前に知っておきたい違約金について

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