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フランチャイズにおける保証人と連帯保証人の違いについて解説

フランチャイズにおける保証人と連帯保証人の違いについて解説

今回はフランチャイズ契約の際、忘れずにやるべきことについてご紹介します。保証人を立てること、保証人と連帯保証人の違いを知ることに加えて、実際に事業を始めてからトラブルを起こさないためにも契約の際にすべきことをしっかり知っておく必要があります。

フランチャイズ契約の際に必要な保証人について理解しよう

突然ですが皆さんは「保証人」についてどれだけ知っているでしょうか。ビジネスを始める際、お金を借りる際などによく聞く「保証人」はフランチャイズ契約を結ぶ際にも重要となるので保証人の特徴や制度についてしっかり理解しておきましょう。

保証人とは?連帯保証人との違い

一般的に銀行等の金融機関からお金を借りる際によく聞く言葉ですが、フランチャイズビジネスの契約の際にも保証人が必要となる場合が頻繁にあります。そもそも保証人とは、契約者とは別の第三者が保証人としてその契約内容を守る義務が発生する人のことを意味します。例えば、フランチャイズ契約後にその事業経営が上手く行かず金銭的な損害を被った際、その損害に対して加盟者(契約者)だけでは対処できなくなった場合に保証人が代行してその後の対応をします。連帯保証人との違いに関しては、事業において発生した損害に対してその全てを代行して対処するのが保証人であるのに対し、契約者当人と一緒になって損害の保証をするのが連帯保証人になります。

保証人になれる人・なれない人

保証人は家族や知人に依頼するというイメージが一般的にありますが、誰もが保証人になれるわけではありません。特に比較的大規模なフランチャイズビジネスを始める際には、開業のために必要となる店舗や費用などの資本も大きくなります。そのため、契約を結ぶ際の審査によってある程度社会的地位があり、金銭的な責任能力があると認められた方が一般的に保証人になります。つまり、身内・知人であるという理由だけ保証人になれるとは限らないのです。しかし、フランチャイズビジネスを始めたいけれど保証人になってくれる人が見つからない、という自体が頻繁に起こるため、その際には保証人の代行を専門の組織や起業に依頼することができます。

保証人が必要な理由

フランチャイズ事業の中には保証人なしでも始められる場合がありますがほとんどの場合保証人を立てる必要があります。そもそもなぜ保証人が必要になるのでしょうか。フランチャイズビジネスは業種・業態問わずその仕組は同じです。仕組み上、フランチャイズ本部と加盟者は一方が利益を出せば他方にも利益が入るような構造になっています。そのため、例えば加盟者側に何かトラブルが生じて金銭的な損害が出た際に保証人もしくは連帯保証人にその損害の負担をしてもらうことによって本部側の損失を最小限に留めることができます。フランチャイズ起業は独立して起業するよりも比較的低リスクで始めることが出来ると言われていますが、一つのビジネスである以上「絶対」は無く、いつ不測の事態になってもおかしくないため、保証人が必要となるのです。

フランチャイズ契約の際にやるべきこと

以上が絶対に知っておきたい保証人制度になります。フランチャイズ契約の際には保証人を立てること以外にも様々なトラブルを未然に防ぐためにやるべきことがいくつかあります。

契約内容・契約期間等の理解

フランチャイズビジネスはフランチャイズ本部と加盟者同士の信頼関係、理解があって初めて成り立ちます。そのため、契約の内容について認識のズレや理解が不十分であると実際に事業が始まってから双方のトラブルに繋がりかねません。商標の権利や経営方針、サービス方法など基本的なことに加えて、契約期間の認識というのは特に重要になります。フランチャイズビジネスにはほとんどの場合契約期間が設けられており、原則としてその契約期間内は事業を続けなければなりません。やむを得ず中途解約をした際には違約金が発生します。フランチャイズの契約期間や解約という事項についての認識のズレや不十分な理解というのは特にトラブルの引き金になりやすいため、契約の際は注意が必要です。

売上・利益予測の確認

フランチャイズ契約を結ぶ際、フランチャイズ本部は加盟者に対してその事業を始めることによってどれだけの売上や利益が見込めるのか、その売上予測を提示する義務があります。加盟者にとっては実際に事業が始まる前にその漠然とした数字だけ提示されても具体的に把握することは難しいと思いますが、その事業の売上や利益について予めしっかり認識しておく必要があります。というのも、事業を始めれば従業員の雇用や収支管理というのは全て経営者の責任となるからです。また、最初に提示された売上・利益予測の数値と実際の数値が明らかに違う際、フランチャイズ本部にその内容説明の要求や必要な場合には法的な処置を取る必要があります。契約の際にはしっかりと売上・利益予測について十分確認しておきましょう。

法定開示書面の確認

小売業や飲食業でフランチャイズ開業する場合、中小小売商業振興法という法律に基づきフランチャイズ本部は加盟希望者に対して「法定開示書面」の提示が義務付けられています。法定開示書面とは、本部の事業概要や契約の重要事項等が記された書面で、主な契約内容が書かれた契約書とは別な書面になります。原則として法定開示書面と契約書の内容は同様ですが、一部の事項が異なる場合には法定開示書面の内容が優先されます。そのため、加盟希望者は契約書に加えてこの法定開示書面に関してもその内容にしっかり目を通しておく必要があります。

フランチャイズ契約の際にやるべきことまとめ

今回は保証人・連帯保証人制度やフランチャイズ契約の際に絶対にやるべきことについて紹介しました。フランチャイズ契約をすると同時に経営者としてその事業に対する責任や義務が伴います。不測の事態やトラブルが発生してその事業に損失が出た時のこともしっかり考慮し、保証人・連帯保証人の選定や契約期間、売上・利益予測など契約内容の理解など万全の準備をした上でフランチャイズ事業をスムーズに展開できるように努力しましょう。

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