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脱サラするなら自営業?それとも法人設立?年金・保険制度もご紹介

脱サラするなら自営業?それとも法人設立?年金・保険制度もご紹介

脱サラして自ら新しい事業を立ち上げることは、サラリーマンとして働いている多くの方にとって一つの目標でもあり、その決断をすることは人生において大きな分岐点となります。だからこそその事業を少しでも成功に導くためにも最低限必要な知識を身に付ける必要があります。今回は脱サラ方法の主なパターンとして挙げられる自営業に関して、法人事業を立ち上げる事との違いやメリットについて徹底解説します。また経営者なら絶対に知っておきたい年金や保険制度についても取り上げているので是非参考にして下さい。

 

自営業で脱サラ・法人設立で脱サラ

脱サラに限らず全てのビジネスには大きく分けて2パターンあり、自営業と法人事業に分かれます。既にご存知の方もいると思いますが更に理解を深めるためにもそれぞれの細かな違いについてまず見ていきましょう。

 

自営業と法人設立のそもそもの違い

まず自営業もしくは個人事業とは、個人、つまり特定の誰かがその事業の主体となって運営される事業を指します。一般的に「自営業」と聞くと比較的小規模な飲食店などイメージしますが、実際のところ規模や業態は関係なくその事業の責任が個人一人に帰属しているのであれば、たとえ大きなオフィスを構える会社でも自営業扱いとなります。一方法人とは、その事業に関する全ての義務や権利が人間以外の法人格に帰属し、個人事業とは異なり何か問題が生じた際にも誰か特定の一人が責任を取るのではなく一つの法人として処理することになります。この違いは、例えば銀行から融資を受ける際にも影響します。自営業の場合、その事業の責任者もしくはオーナー名義で融資を受けて返済することになりますが、個人事業の場合は個人名義ではなく会社名や法人名義で融資を受けることになります。つまり、自営業と法人事業ではそのビジネス全体の責任問題や社会的ポジションも異なるため、脱サラする際はこれらのことをしっかり理解した上で展開して行く必要があります。

 

自営業で脱サラするメリットとは?

”父親と子ども”

自営業と法人設立の細かな違いについて理解できたところで、実際に自営業で脱サラすることでどのようなメリットがあるのでしょうか。主な3つのメリットについて紹介します。

 

メリット1:ワークスタイル・ライフスタイルの自由

自営業で脱サラする1つ目のメリットは、なんと言っても自由なワークスタイル・ライフスタイルを選択できることです。サラリーマンとして働いたことのある方は嫌というほど体感していると思いますが、ハードなワークスケジュールや残業、会社の人間との付き合いなど、たとえ勤務時間以外でも常に仕事に縛られており完全に自由を感じるということは難しいのではないでしょうか。そのようなストレスのかかる環境から開放されたいという思いだけで脱サラする人も決して少なくはありません。脱サラして自営業を始めればそれだけ責任問題も伴いますが、仕事をする時間や休日を自ら設定し、自分の意志を100%反映した業務を行うことができます。またプライベートな時間を自由に作ることによってより充実した生活を送ることも可能です。このようなワークスタイル・ライフスタイルの自由が脱サラして自営業する最大の魅力と言えます。

 

メリット2:比較的スムーズに事業を始めることができる

2つ目のメリットは、自営業の場合法人設立に比べて圧倒的にスムーズに事業展開を進めることができます。法人事業を設立するとなるとその事業に関する内容や詳細を細かく記した「定款(ていかん)」の作成及び役所への提出が義務付けられており、作成するだけでもかなりの時間を要することになります。また、会社を設立した際に必ず専門機関に申請することになっているオフィスの不動産情報などを記した登記申請書の準備など、様々な提出書類の作成・準備が必要となります。しかし、一方で自営業を始める場合は税務署や国税庁から簡単に取り寄せることができる「開廃業等届出書」という申請書類のみを提出すれば開業するための法的手続きは以上となります。

 

メリット3:税対策が有利

いかなる事業においても避けては通れないのが税金問題と税対策ですよね。自営業と法人では税金のかかる対象が異なり、法人が利益そのものにかかるのに対して自営業では所得や経費が主な課税の対象となります。法人は利益が上がるほど支払う税金の額も上がりますが、自営業においては所得が700万円以下の場合、日頃から帳簿付けを行うことで最高65万円までの申告特別控除を受けられる青色申告の利用が可能で、また家族を従業員として雇い給料を経費に含めるなど様々な節税対策をするための手段があります。つまり同じ事業を始めるのであっても自営業の場合は工夫次第で節税、税対策を有利に行うことができるのです。

 

自営業で脱サラする際に知っておきたいとは?

”メモする男性の手”

以上で紹介した通り自営業で脱サラする際には様々なメリットがありますが、事業を始める上で決して忘れてはならないことが社会保険や国民年金の手続きです。それらに関する手続きに関してはサラリーマン時代には全て会社が行っていましたが、脱サラして経営者になった場合全て自分自身で行わなくてはなりません。

 

国民健康保険と国民年金の手続き

株式会社に勤めているサラリーマンは全て厚生年金、健康保険や介護保険への加入が義務付けられておりますが、加入の手続きや保険料の支払いは全て会社が代行して行っていました。しかし、会社を辞め自営業を始めて経営者になった場合、国民健康保険と国民年金に加入することが必須になっています。国民健康保険とは各市区町村の国民健康組合が行う保険であり、国民年金は満20歳以上の日本国籍を持つ者全てが加入義務のある制度となります。もちろんこれらの国民健康保険・国民年金の加入手続き、また保険料の支払いの管理は全て経営者自信が行わなければならないため、脱サラして事業を立ち上げるのであればこれらの知識も必要不可欠となります。

 

脱サラするなら自営業?それとも法人設立まとめ

今回は脱サラに関して、自営業・法人で事業を始める際の細かな違いや自営業で脱サラするメリットについて主に紹介してきました。自営業で脱サラすることは法人事業に比べて比較的事業運営が自由で、また税対策に関しても有利になる場合があります。しかし、実際に事業を立ち上げるのであればもちろん事業プランの設計はもちろんのこと、国民健康保険や国民年金への加入手続きなどやるべきことがたくさんあるため、滞りなく自営業を始めるためにも入念な準備が必要となります。

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