フランチャイズ相談所

高齢者向けビジネスで起業する際に必要なシニアマーケティングとは?

高齢者向けビジネスで起業する際に必要なシニアマーケティングとは?

先進国の日本で大きな社会問題の一つである少子高齢化社会。テレビや新聞などのメディアを通してこれらのワードを目にするとほとんどの方がマイナスな印象を持つと思いますが、高齢者向けビジネスを起業することを考えている方にとっては実は朗報なのです。そこで今回は、これからの時代ますます需要が高まる高齢者向けビジネスに関して、高齢者向けビジネスで起業する際に知っておきたいシニアマーケティングとオススメの仕事について紹介します。是非参考にして下さい。

「超」高齢化社会に潜むビジネスチャンス

WHOと国連の定義によると、総人口を占める65歳以上の割合が7%で高齢化社会、14%超で高齢社会、そして21%超で超高齢化社会と言われています。我が国日本では65歳以上の割合が26.7%という数値が平成28年度の高齢社会白書によって算出されていることから、先進国の中でも群を抜いた「超」高齢化社会となっています。しかし見方を変えればそれだけ高齢者のニーズがあることから、高齢者向けビジネスの大幅な需要が見込める時代なのです。そこでまず、高齢者向けビジネスで起業する際に欠かせない「シニアマーケティング」について詳しく見ていきましょう。

シニアマーケティングとは?活用するためのポイントと注意点

”説明を受けるおじいさん”

シニアマーケティングとは、一般企業や組織が商品開発や販売、サービスを提供する際に行う消費者ニーズの市場調査(マーケティング)をシニア層に絞って行うことです。これから高齢者向けビジネスでの起業を検討されている方には必要不可欠な知識となります。通常のマーケティングとは異なり、特定の年齢層に絞った市場調査なため実際に活用する際にはそれなりのテクニックと注意点があります。それではシニアマーケティングの活用法や注意点について一つずつ紹介します。

シニアマーケティングを活用するためのポイントと注意点1

シニアマーケティングを活用するための1つ目のポイントは、ズバリ高齢者=シニアであると一括りにしないことです。シニアと言っても様々な種類のシニアが存在します。アクティブシニアと呼ばれる健康面、経済面において十分な余裕があり比較的自由な時間がある高齢者、ノンアクティブシニアと呼ばれる70代以上で介護を必要とするわけではないが、あまり外出することはなく家や近所で多くの時間を過ごす高齢者、そして介護などを必要とするため社会活動に比較的消極的なパッシブシニアの3つに分類されます。高齢者向けビジネスを始める際は、アクティブシニア、ノンアクティブシニア、そしてパッシブシニアの各消費者ニーズのターゲッティングを行い、各ニーズにあった起業案、事業内容を考える必要があります。

シニアマーケティングを活用するためのポイントと注意点2

シニアマーケティングを活用するためのポイントとして、シニアの種類によってターゲッティングを行うということを以上で紹介しましたが、実はそれだけでは不十分です。というのも、効果的なシニアマーケティングを行うためには、高齢者一人ひとりの年収、趣味、家族構成などより細かい情報を集める必要があるからです。これはシニアマーケティングにおいて一番重要なことであると同時に一番難しいこととされています。というのも、一般的にシニアと定義される65歳以上の方のほとんどは既に定年退職しているため、部外者が市場調査を行っても調査対象のこれまでの年収や役職、事業内容などの情報を得ることは容易ではありません。家族構成や趣味の嗜好などよりプライベートな情報であればなおさら入手することは困難になります。それらの問題に対する一般的な解決法としては、セミナーや講演会を開いて多くの高齢者を集めて調査する、もしくは老人ホームや福祉施設、また家族に直接聞き込み調査を行うなどが挙げられます。これらの調査は相当ハードな業務になりますが、高齢者向けビジネスで起業するに至ってその事業を成功に導くためには必要不可欠なことです。

シニアマーケティングを活用するためのポイントと注意点3

シニアマーケティングを活用する上で、インターネット、WEBサービスの利用ということも重要な焦点になります。高齢者やシニアはスマートフォンやパソコンといった電子機器を用いてネットサーフィンすることに苦手意識を感じている、というイメージが世間にはありますが必ずしもそうであるとは限りません。若年層に比べれば確かにそれらの利用率は低いですが、情報技術の発達などに伴い 以前に比べると高齢者のインターネットやWEBサービスの利用というのは確かに増えています。2016年の総務省の調査によると、「一年に1回以上インターネットを利用したことがある。」と回答した人は60〜69歳で76.6%、70〜79歳で53.5%という結果が出ています。そのためシニアマーケティングを行う際にはインターネット技術を利用した市場調査も一つの効果的な手段として考慮できます。

高齢者向けビジネスにオススメの仕事をご紹介

”ベンチに座る高齢者”

シニアマーケティングを活用するためのポイントや注意点について理解できたところで、実際に高齢者向けビジネスで起業を考えている方のためにオススメの仕事を分野別で2つご紹介します。もちろんこれ以外にもたくさん起業案はありますが、どんなビジネスで起業したらよいか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

趣味・娯楽系

高齢者向けビジネスにオススメの趣味・娯楽系の仕事は、俳句や料理、書道など初心者でも比較的始めやすく気軽に楽しめる教室などの経営です。仕事を退職し自宅にいる時間が増えると自然と人や社会と接触する機会が減少してしまいます。その結果引きこもりになって軽い鬱になったり身体機能の低下などあらゆる弊害をもたらします。それらの教室を開くことによって高齢者が集まれる場所を提供できれば社会貢献にもつながります。また、これらの趣味・娯楽系のビジネスは比較的小規模な事業形態のため、低資金で始められる仕事なので初心者の方にはオススメです。

介護福祉・在宅サービス系

既存の高齢者向けビジネスにおいて最も多くのシェアがあるのは、家事代行サービスや在宅介護等の介護福祉・在宅サービスになります。本格的に高齢者向けビジネスで事業展開を考えている方には特にオススメの分野となります。しかし、介護やマッサージなどの福祉サービスの場合、専門資格の取得が必要なため、起業する際は十分な時間を確保して準備を進めましょう。

高齢者向けビジネスで成功するための秘訣

以上で高齢者向けビジネスに関して、シニアマーケティングの活用法やオススメの仕事について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。高齢化社会と聞くと、社会福祉制度や年金問題などネガティブな印象を持たれがちですが、高齢者向けビジネス起業を考えている方にとってはビックチャンスが生まれる時代とも言えるので興味のある方は是非チャレンジしてみて下さい。

高齢者向けビジネスで起業する際に必要なシニアマーケティングとは?

地域で探す

業種で探す

[ 全般 ]

キーワードで探す

開業資金で探す

」にいいね!しました。
フランチャイズ相談所
【利益率は高くないからかえって安心!?】ハウスクリーニング業界の現状を語ります!!|フランチャイズ相談所 vol.315
Facebook上でシェアすることで、記事を広めましょう!
Facebookでシェアする