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たった一円で起業?一円起業の魅力やメリット・デメリット、注意点

たった一円で起業?一円起業の魅力やメリット・デメリット、注意点

独立して会社を立ち上げる、アイディアを出して新事業をはじめるなど、以前よりも日本社会全体が起業に対して徐々に前向きな姿勢になってきています。しかし実際に起業するとなると準備資金や失敗した際のリスクなどを考えるとそこで踏みとどまってしまう人がたくさんいるのも事実です。そんな方にオススメな比較的低リスク、低資金で始められる一円起業。今回は一円起業の特徴と、実際に始める際の注意点等について詳しく紹介します。参考にして下さい。

一円起業とは?

よく誤解される方が多いのですが、一円起業とは、会社設立費用から運営費まですべて一円で賄って起業する・・・ことではありません。たったの一円でビジネスを始めることは現実的に不可能です。円滑に起業するためにその会社の株主から出資される資本金が一円で済む起業がズバリ、一円起業であると定義されています。

一円起業の実態や、一円起業が広まった背景

一円起業をするのであっても、株式会社設立の際の登記や事務作業の手数料として、最低でも20万~30万円程度の必要経費がかかります。しかしこれは、あくまで手続きする上で発生する経費だけですので、店舗を持ったり、設備や備品など新しく買い揃えるならば、通常の起業同様に数百万円~数千万円のコストが発生することになります。よって、初期費用をかけられない方や、一円起業をしたい方は、会社設立の必要経費以外のコストをいかに抑えるかがポイントです。

資本金一円で起業する一円起業が可能になり、認知度も上がってきている背景には、IT技術の発達による企業コストの削減や実際にオフィスを持たずに働くノマドワークやクラウドソーシングなど働き方の多様化などが影響しています。時代の進歩とともに様々な業種・業態・働き方が生まれる中、資本金なしで始められる0円起業というのもが新しい起業の仕方として徐々に浸透してきています。

一円起業できる主な事業

「1」の文字

一円起業には向き不向きの業種があります。一円起業で立ち上げる事業を決める際に、「低資金ですぐ始められる」「小規模」という2つのポイントに注意して選択しましょう

おすすめの一円起業例1.ネットビジネス

例えばネットショップ経営や輸出・輸入品のディーラーなどのネットビジネスはパソコンとインターネットが使える環境があれば始められるため一円起業におすすめの業種となります。自宅でそのまま作業できるため、費用はほぼかかりません。また、ネットショップなどで商品販売を行う際の重要なポイントは、在庫を抱えないこと、ロスを出さないことです。

おすすめの一円起業例2.コンサルティング業

得意分野や経験を活かしたコンサルティング業は、自分の身一つで商売できるので、ランニングコストも在庫を抱える心配も要りません。そのため一円起業には最適な事業と言えます。ただコンサルティング業はジャンルによっては競合が多く、集客も難しいため、「自分のノウハウに需要があるのか」「そもそもお金になるのか」といった点をしっかり分析・対策する必要があります。またコンサルティング業による起業には、説明やアドバイスの巧みさに加え、顧客の悩みや希望を汲み取る力や、コニュニケーション能力も必要になるため、適性があるかどうか客観的に見極めましょう。

一円起業のメリットとデメリット

ではここからは、一円起業のメリット・デメリットについて、詳しくご説明します。税金面でのメリットもありますので、しっかり把握しておきましょう。

メリット1.副業として気軽に始めることが可能

一般的に起業するとなるとそれなりの準備期間とお金が必要になり、起業する意思はあってもなかなか行動に移せない方もいると思います。また、失敗のリスクを恐れなかなか一歩が踏み出せないという印象から起業をためらってしまうケースも多々あります。

一円起業最大のメリットは副業として気軽に始められることが可能であるという事です。低資金で被比較的小規模な一円起業はサラリーマンとして会社に勤めながら副業として無理なく始めることが可能です。最初は副業としてはじめ徐々に本業にシフトして行くことも可能なので、未経験で起業を目指している方でも気軽にはじめることができます。

メリット2.失敗した時のリスクが少ない

仮に大きなビジネスを起ち上げたものの経営破たんや倒産してしまった場合、その事業の規模に比例して損害も大きくなります。一方一円起業の場合、規模にもよりますが比較的小さな事業が多いため失敗した時のリスクや損害もそれほど大きなものにはなりません。

失敗した時のリスクが小さいということをあらかじめ知っていれば、起業する際にも思い切ってチャレンジすることができ、経営に対するモチベーションも向上するためそれだけ利点も生まれます。起業したいけど何から始めたらよいかわからない方や未経験の方は是非一円起業から始めて徐々に事業を大きくしていく方法もあります。

メリット3.消費税が2年免除?節税対策にも

一円起業は節税対策にも繋がります。消費税の納付は、売上が1,000万円以上の会社に義務付けられているのですが、資本金が1000万円未満の会社に関しては2年間納付が免除されます。しかし、会社設立から二期目前に増資して1000万円を超えた場合は、納付義務が発生しますので要注意です。

 

デメリット3.銀行からの融資が受けにくい

開業資金の一つである資本金の額はその会社の信頼度を表す指標として用いられます。どんな事業においても信頼度というのは取引先への営業をする際や、取引や銀行から融資を受けるために重要な要素です。しかし一円起業の場合その資本金が一円、もしくは少額であるので開業資金や運営資金を集める際に融資を受けることが比較的困難になります。

社会的信頼を獲得し、銀行からの融資を受けたり事業をスムーズに展開していくためにも資本金を主とする開業資金は必要不可欠です。

充分な開業資金を確保するためにも、サラリーマンとして働きながら資金を集める、クラウドファンディング、また助成金や補助金を上手く利用して開業資金を集めましょう。

一円起業を成功させるためのポイント

貯金箱と小銭

起業準備をしっかり行い、最後までやり通す

一円起業ビジネスを成功させるためにまず必要なことが、入念な開業準備をすることです。一円起業だからと言って準備を怠ってもよいということは決してありません。通常の起業する際と同様に事業計画書の作成や開業資金の準備、会社を設立するのであれば各役所への手続き等を忘れずに行いましょう。

また、先ほども述べましたが一円起業の場合、社会的信頼を築き上げるのが容易にいかないことがあります。そのため事業内容そのものも正当に評価されず、他会社との取引がスムーズに進められないこともあります。しかし、どんな会社でも何かしらの問題を抱えているのは事実です。大切なことはどんなビジネスでも立ち上げた以上しっかりやり通すことです。そのビジネスを成功させるためにはどうしたらよいのか、何を改善したらよいのかを試行錯誤しながら考えていくことは一円起業だけでなく、一ビジネスの経営者であれば持つべきスキルの一つです。

一円起業の魅力やメリット・デメリット、注意点|まとめ

一円起業は気軽に始めることができ、万が一失敗してもそれほど大きな損害を被ることはないため、特に起業未経験者の方や副業として事業を立ち上げたい方にオススメな起業方法です。しかし一円起業も一つのビジネスである以上、始めるための、開業資金の調達、事業計画書などの作成が必要となるため事前にしっかりと準備をする必要があります。つまり一円起業、通常の起業に関わらず、何か事業を始め、そのビジネスを成功に導くためには一経営者であることを自覚し、それなりの知識とスキルを持つことが重要です。

以上で紹介したメリットやデメリット、注意点等を参考に是非自分が興味ある分野で一円起業にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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