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多くのコンビニFCが採用するドミナント戦略とは?メリット・デメリットもご紹介!

多くのコンビニFCが採用するドミナント戦略とは?メリット・デメリットもご紹介!

皆さん日頃何気なく生活をしているとあまり意識しないと思いますが、たとえばある一定の地域に同じチェーン店がいくつも軒を連ねている光景を目にしたことはないでしょうか。それらはただ単に多くの同じ店舗が並んでいるのではなく、ドミナント戦略というビジネスシステムでしっかりとした目的があります。そこでこのページではドミナント戦略の特徴、またメリット・デメリットを紹介します。実際にフランチャイズ等の経営者となり、多店舗経営を目指している方は是非参考にしてください。

ドミナント戦略とは?

主に多くの小売店が採用しているドミナント戦略とは、マーケディング用語の一つで、同じチェーンストがある特定の地域に集中して店舗を構える戦略です。よく街中で同じコンビニチェーンが密集して立ち並んでいる光景を見たことがある方もいると思いますが、それはこのドミナント戦略です。 特定の地域に同じチェーン店を集中させて出店させることで、各店舗とも効率的な経営が可能になり地域内のシェアも拡大するため、同業種のライバル店間で優位な立場が狙うことができます。

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ドミナント戦略とエリア戦略の関係性

エリアマーケティングあってのドミナント戦略

ドミナント戦略を実践するためには、エリア戦略(エリアマーケティング)が必要不可欠となります。エリア戦略とは、店舗を出店させる前の段階であらかじめ出店するエリアの地域性や顧客層を調査したり、どれほどの消費者ニーズがあり収益が見込めるのかを判断することです。

簡単な例を挙げるとすれば、お弁当屋さんを出店するのであれば人が多く集まる都心部や、お昼休みにランチを買いに来る人が多いビジネス街などが、お弁当屋さんを出店するための理想の地域であるということを判断するのがエリア戦略です。

エリアマーケティングを行わずドミナント戦略でただ店舗数を増やそうとしても効率的な経営が見込めないのは一目瞭然ですよね。そのためドミナント戦略でビジネスを成功させるためにはエリアマーケティングが必要不可欠なのです。

ドミナント戦略のメリットとデメリット

メリット①事業展開がしやすい

ドミナント戦略の一番のメリットは、特定地域に多店舗出店することでブランド力や認知度を獲得できるということです。エリアマーケティングであらかじめ消費者ニーズのある地域が特定できていれば、企業の本部にとっては効率的に収益を見込みながら事業展開することが可能になります。

また新規に店舗を出店する際もすでに認知度とブランド力があるため、すでに顧客がついておりそれほど集客に力を入れなくても経営は成り立つでしょう。しかし、サービスの質や接客態度が悪いとどんどんお客さんは離れて行ってしまうので気を付けましょう。

メリット②地域性を生かした宣伝広告ができる

先ほども述べたように、地域によって客層や年齢層、消費者ニーズは大きく異なるものです。そのため、店舗の宣伝広告をする際に全国共通の宣伝広告では効率の悪いエリアというものが必ず出てきます。あらかじめエリアマーケティングによって調査した情報をもとに出店していけば効率的に事業展開をすることができます。

ドミナント戦略によって地域の特性や消費者ニーズに合った宣伝広告で効率的にお客さんを集めることができ、その地域に合ったサービスの提供や新商品の開発などがヒットすれば店舗全体の収益アップにもつながります。

メリット③コストの削減ができる

また、ドミナント戦略でチェーン店同士を近隣に設置することで配送費などのコストを減らせることができます。通常、資材や商品の仕入れは本部から発送されますが、店舗が各地に点在している場合、交通費や配送費などが余分にかかってしまいます。

一方、ドミナント戦略で出店した店舗は、エリアが固まっているため一か所に配送等すればよいため、時間と費用を抑えることができます。またフランチャイズチェーンの場合、スーパーバイザーの巡回もしやすくなり、効率よく巡回することで一店舗あたりにかける指導やサポートの質も上がる場合があります。

デメリット①損害が出た際にリスクが高まる

これはフランチャイズビジネスにおいても起こりうるデメリットですが、同チェーン店がたくさんあると、どこか一つの店舗で問題や不祥事が起こった際にブランド全体のイメージダウンになり収益ダウンに繋がります。たとえ自分の店舗は好調に経営出来ていたとしても他の店舗で何かあった際にリスクを被ってしまうことがドミナント戦略のデメリットです。

また、ドミナント戦略において一定の地域に店舗が密集しているため、例えば自然災害などが起こった際に集中的に被災してしまう可能性もあり、そのチェーン店本部は大きな損害を被ることになります。

デメリット②顧客の奪い合いが発生しやすい

ドミナント戦略二つ目のデメリットは同じ店同士が密集しているため、顧客の取り合いになるケースがあります。本部が事業展開を加速させるために同じ地域に多くの店舗を出店させ過ぎてしまうと、カニバリゼーションという状況がおこり、顧客を取り合うだけでなく新商品が既存商品の売り上げを減少させてしまう場合もあります。

ドミナント戦略の同一ブランドによる広告・宣伝、一括仕入れによるコストの削減などの本来の目的も店舗同士で争っていては本末転倒になってしまいます。確かに多店舗と競争関係にあることでサービスの質の向上や価格設定にも影響しますが、ドミナント戦略下での店舗経営は初心者の方には難しいかもしれませんね。

ドミナント戦略まとめ

ドミナント戦略はすでに全国あらゆるエリアで採用されているビジネススタイルです。ドミナント戦略で事業展開や収益アップを目指すためには、事前にエリアマーケティングでその地域の消費者ニーズや客の年齢層などを調査することが必要不可欠です。ドミナント戦略を取りいれることによって上記で紹介したメリットを享受することができますが、それに付随したデメリットもあるので充分に注意しましょう。ありがとうございました。

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