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今の時代に知っておきたい就労移行支援と就労継続支援の違い

今の時代に知っておきたい就労移行支援と就労継続支援の違い

現代の日本社会では、多様な働き方というものが改めて見直されてきていますが、その際に、健常者だけでなく障がいのある方、もしくは難病をお持ちの方で何かしらの社会的ハンディキャップを抱えている方の働き方も今の時代注目すべき問題となっています。そこでこのページでは、そのような方を対象とした職業支援福祉サービスである就労移行支援と就労継続支援の特徴と双方の違いについて紹介します。

就労移行支援とは?

就労移行支援の特徴

就労移行支援とは、主に障がいのある方が将来一般の企業に就職、就労し経済的独立を図るための所業訓練、就職支援を行う福祉サービスです。現代の日本社会では、公共施設のバリアフリー化など誰もが暮らしやすい環境が確立されています。しかし、身体的、精神的に障害のある方、もしくは難病を抱えている方にとって健全な方と同様に就労するという点に関してはまだまだたくさんの課題が残されているのが現状です。そこで、それらのハンディキャップをできるかぎり取り除き、彼らが就職して自立できるようにするためのサポートをするのが就労移行支援です。

就労移行支援の対象者

就労移行支援サービスを利用するためには以下の3つの条件を満たしている方が対象になります・ ①身体的・知的・精神的、その他障がいを抱えている方、もしくは支援を必要とする難病を抱えている方。 ②条件①に該当する18~65歳未満の方。 ③一般企業等で就労もしくは開業を希望する方で、就労が可能と見込まれる方 障害者手帳を持っていなくても、自治体や病院等の判断で障害者総合支援法の対象疾病に含まれる難病に該当する方も就労移行支援の対象となります。

「2018年から始まった就労定着支援制度って何?」はこちら

就労移行支援の内容・利用方法

就労移行支援を行っている各団体や事務所では、障がいや難病を抱えている方の就職をするために、主に職業訓練、就活支援、そして定着支援というプロセスを通じてバックアップしています。まず職業訓練では、一般企業で働くための基本的なビジネスマナーやビジネスシーンで必要となる言葉遣いやルールなどを習得します。その他にも社会人として働くための基礎体力や読み書き計算などのPCスキルを身に着けるための訓練も行います。また実際に企業に出向き職場見学や体験をし、実際に現場で働く方と触れ合うことでコミュニケーション能力を養います。 就活支援では、職探しの基本的なことから自分がどのような分野で働きたいのかを決めるプラン作り、面接の受け方などの具体的なことを学びます。 定着支援では、実際に就職した後のアフターケアをします。原則として就職後の6ヶ月間、就職先の会社となじめるように、就労移行支援のスタッフと就職した当人が定期的に面会し、相談に応じたり、問題解決のサポートをします。徐々に面会の頻度を減らしていき、最終的には完全な自立を目指します。 以上が就労移行支援の主な事業内容となります。就労移行支援を利用する事によって、社会的にハンディキャップがある方の就労支援ができ、当人も就職すればゆくゆくは経済的自立を果たして生活できるというメリットがある一方、就労移行支援の利用申請の際に、自ら障がいや病気を公にしなければならないので、オープンにすることに対しての躊躇や障害や難病に関する周囲の周知問題も今後解決しなければならない課題として残されています。

就労継続支援とは?

就労継続支援の特徴

就労継続支援が一般企業にて就労を希望する障がいのある方を対象とした就労支援サービスであることに対して、就労継続支援とは、一般企業等での就労が困難、もしくは不可能と判断された方に働く場所を提供するための福祉サービスです。就労継続支援にはA型とB型の2種類があります。

就労継続支援の対象者

就労継続支援A型は原則以下のいずれか条件を満たす者が対象となります。 ①就労移行支援において一般企業への就労が不可能と判断された者 ②特別支援学校を卒業したが、一般企業への就労が困難と判断された者 ③以前一般企業に就労していたが、退職し、現状雇用関係がない者 就労継続支援Bは原則以下のいずれかの条件を満たす者が対象となります。 ①就労継続支援A型の業務内容をこなすのが不可能、もしくは困難な方 ②満50歳に達している者、もしくは障害者基礎年金1級受給者 ③①②の条件に該当しない者で各障害者支援事務所により、特別な認定がされている者

就労継続支援の内容

事業所によって業務内容は異なりますが、A型では主に簡単なデータ入力、書類作成、ピッキング・梱包作業やクリーニング業務などの単純作業を行います。雇用契約が結ばれているため、基本的に都道府県の最低賃金に則って給与が発生します。 一方就労継続B型では、A型の業務内容をこなすのが不可能な方を対象としたサービスで、より簡単ない内職系の仕事をすることで職業訓練のリハビリを主な目的としています。B型では雇用者との雇用契約がないため、給与は発生しませんが、作業内容と量に応じた工賃が支払われます。

就労移行支援と就労継続支援の違い

支援は職業訓練、継続は職場の提供

以上で就労移行支援と就労継続支援の障害者、難病を抱えている方を対象とした福祉サービスについて紹介してきました。まず双方の大きな違いは、就労移行支援が将来一般企業に就職するための一般常識やビジネスマナー、ビジネススキルを身に着けるための職業訓練の場であることに対して、就労移行移行支援は、一般企業で働けないと判断された者に直接就労する場を提供するための福祉サービスです。 また就労継続支援にはA型とB型があり、A型では社会保険への加入が義務付けられており、雇用契約を結ぶため、給料が発生します。B型では、A型の業務内容をこなすことが困難と判断された者が主な対象者で、雇用契約はないが業務量や内容に応じて工賃が支払われます。

まとめ

就労移行支援、就労継続支援は健常者の方は普段耳にしない言葉ですが、何かしらの社会的ハンディキャップの就労を支えるための重要な福祉サービスです。以上でしょうかいしたことを参考にしてこれらの障がい者もしくは難病を抱えている方の働き方についての理解を深めていきましょう。

今の時代に知っておきたい就労移行支援と就労継続支援の違い

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